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「岸君の時みたいに、俺の舌も触れたりする？」
「え？どうやろ･･･。」
紫耀の舌を触る？
そんなん考えた事も無いもん。
「ね･･･触ってみてよ。」
「は？何言うとん？嫌やわ。」
また紫耀が可笑しな事言い出した。
自分発信ならええけど、他人発信は何か嫌や。
「ね、廉？･･･ほら･･･。」
そう言ってべーっと舌を出す。
唇と同じピンク色の紫耀のそれ。
テラテラと濡れて光って。
妖しく蠢いてまるで誘っているようで。
不思議なくらい躊躇いも無く、俺はそれに触れてしまった。
唇よりも更に柔らかく熱いそれは、そこに触れていた俺の人差し指をつっと嘗めた。
「ん･･･。」
擽ったくて、慌てて指を引こうとした。
でも、それは叶わなかった。
「え？」
逃れようとした俺の人差し指は、紫耀の舌に絡め取られて唇の中に捕らえられてしまった。
「ちょっ･･･。」
そこから抜こうとする手まで掴まれてしまって。
「紫耀？」
名前を呼べば、俺の目をじっと見つめて。
そのまま俺の人差し指に舌を絡めて嘗め上げ、咥え込んだ。
「あっ。」
指先から電気が走ったようにビリビリと痺れていく。
「紫耀？何す･･･んん･･･。」
何をするのか分らなくて名前を呼べば、指をちゅうと吸われた。
「紫耀･･･？」
擽ったいような、気持ち良いような･･･。
やめて欲しいのにやめて欲しくないような。
「んっ。」
そして軽く噛まれた後に漸く開放された。
ジンジンと熱く痺れたような指先。
「はっ、何やねん･･･何すんのよ？」
開放された指は、紫耀の唾液で濡れて光っていた。
「ねぇ、廉？俺の唇･･･どれくらい柔らかいと思う？」
「え？」
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弥勒(プロフ) - るんさん» 有難う御座います！一番好きだなんて光栄です！毎話なるべくリアルに近付けるよう心掛けているので、今後も伝わって共感してもらえるよう頑張ります！ (2020年7月13日 9時) (
レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく拝見させて頂いています。ほぼ毎日のように更新してくださって嬉しいです。ありがとうございます。今まで読んだしょうれんの作品の中で一番好きです。この2人ならなるであろうシチュが共感しかありません！これからも応援しています。 (2020年7月12日 3時) (レス) id: 8203db09b3 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - #Loveさん» 有難う御座います！独り言まで読んで頂いて感激です！作中のエピソードは全部ではありませんが実際の事を盛り込んで、なるべく話をリアルにしようと心掛けているので、伝わってくれていれば嬉しいです。 (2020年7月9日 0時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
#Love(プロフ) - はじめまして。こんにちは。いつも楽しく読ませて頂いてます。お話の更新もいつも早いので毎日通知を見るのが楽しみになってます。今回もそうですが最後に作者様の一言に共感しています。撮影エピソードとか。書いてる背景なんかも伝わってきて嬉しいです！ (2020年7月8日 7時) (レス) id: 6a06178345 (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - 楼茉（ろま）さん» 有難う御座います！どれだけエロいキスシーンが書けるか日々研究中です。キス１つでどれだけ感情を伝えられるかがこだわりポイントなんですが、なかなか思うようなのは書けずに苦しんどります。(-_-;) (2020年7月5日 2時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年7月3日 1時
