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「廉。」
「紫耀。」
名前を呼べば嬉しそうに目を細めて口元を綻ばす廉。
ああ、綺麗だ･･･。
「ああっ、廉君っ･･･。」「はあっ･･･綺麗･･･。」「めっちゃ可愛い･･･。」
Jr.の子達から声が上がる。
しまった、皆に見られてしまった。
ずっと隠しておきたかったのに･･･俺だけに見せるその笑顔。
皆の前で俺を見てそんな無防備に微笑まないで？
周りの連中が皆お前に見惚れてしまっているから。
「廉、おいで？」
俺はそんな有象無象の群れの中から腕を掴んで廉を引っ張り出す。
「紫耀っ？」
戸惑いがちに声を上げる廉。
構わずその身体を引き寄せた。
「紫耀君カッコイイ･･･。」「リアル王子様だ･･･。」「素敵･･･。」
周りのざわつきに耳を貸さず、廉の腰に手を回す。
「廉、楽屋戻ろ？」
「ぉ、おおん。」
俺のあからさまな態度に戸惑いつつ、返事をする廉。
「行くよ･･･。」
廉の腰を抱いたまま俺は歩き出した。
「格好良いっ･･･。」「良いもん見れた･･･。」「羨ましい･･･。」
背後からは「きゃあきゃあ」とJr.の子達の様々な声が響いていた。
それを気にする事無く俺達の楽屋へ向かう廊下を進んで行く。
「あーあ、二人共、自分の事全然分かってないんだから。」
後ろに居た海人が溜息を吐く。
言ってる意味が分からない。
「もっとちゃんと自覚してよね？」
背中をバンと叩かれた。
「いてっ、何だよ？」
意味が分からない。
「何やねん？」
廉も訳が分からず戸惑っているまま。
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弥勒(プロフ) - ななみさん» 会いたいですよね。(T_T)玄樹君のいない曲が増えていくのが切なくなってきます。玄樹君のパートを代わりに歌うメンバーも切ないですよね。 (2020年6月2日 23時) (
レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 玄樹君…ウチも会いたいよ… (2020年6月2日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - ななみさん» 有難う御座います。実は廉君はそんなピンクゴリラを網を構えて待ってるんですよね。 (2020年5月24日 21時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 廉君にピンクのゴリラが突進してくるのが目に浮かびます(≧∀≦) (2020年5月24日 20時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年5月24日 1時
