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「廉･･･今日･･･家行っても良い？」
廉にだけ聞こえるように囁いた。
完全に廉の声に煽られて我慢出来なくなっていた俺。
「えっ･･･？」
いきなりの事に、頬を赤くして少し考えているみたい。
「･･･疲れとるんやけど･･･。」
断るつもり？
でも、そんな顔して言っても説得力が全く無い。
そんな何かを期待しているような顔。
それに･･･俺は「家に行きたい」って言っただけだよ？
何想像して赤くなってるの？
「マッサージ･･･して貰って楽になったでしょ？」
そっと皆には見られないように廉の手を取った。
「･･･でもっ･･･明日もダンスレッスンあるし･･･。」
一生懸命言い訳を考えている。
でも、はっきり嫌とは言わないんだよね。
だから、もう一押し･･･。
「終わったら･･･マッサージしてあげるから･･･ね･･･？」
指を絡めて恋人繋ぎにして、親指で廉の手をつっと撫でる。
終わったらって、勿論･･･。
「んんっ･･･もう･･･しゃあないな･･･。」
ふるっと震えて、感じてる？
そして、真っ赤になって漸くOKしてくれた廉。
結局OKするんだから。
でも、こんなもどかしい遣り取りも、廉となら凄く楽しいんだ。
こんな恋人同士の他愛のない駆け引きが。
「じゃあ早く帰ろ？」
待ち切れなくて廉を急かせる。
帰る準備もいつもは廉が一番早いんだけど。
「あっ･･･ちょお･･･俺腹減ってるんやけど･･･。」
「出前で。」
一刻も早く廉の家に行きたい。
早く二人きりになりたい。
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弥勒(プロフ) - ななみさん» 会いたいですよね。(T_T)玄樹君のいない曲が増えていくのが切なくなってきます。玄樹君のパートを代わりに歌うメンバーも切ないですよね。 (2020年6月2日 23時) (
レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 玄樹君…ウチも会いたいよ… (2020年6月2日 19時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
弥勒(プロフ) - ななみさん» 有難う御座います。実は廉君はそんなピンクゴリラを網を構えて待ってるんですよね。 (2020年5月24日 21時) (レス) id: 131fae9ece (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 廉君にピンクのゴリラが突進してくるのが目に浮かびます(≧∀≦) (2020年5月24日 20時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2020年5月24日 1時
