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５ ページ12

「ごめんな･･･優太･･･。」

「大丈夫･･･廉、大丈夫だよ。」

名前の通り、優しい優太に俺は甘えてばっかや。

「ありがとな･･･。」

「ん･･･。」

また俺の頭をポンポンしてくれる。

その大きな手の温もりが優しくて、余計に辛くなる。



ごめんな、優太。


あいつの事を忘れられるまで、もうちょっとだけ、この肩貸しといてな。


もう少しだけ･･･この優しい匂いに包まれていたいから･･･。





ＥＮＤ．

皆が皆、片想い。

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作者名：弥勒 | 作成日時：2020年4月16日 1時

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