テヒョン君のお願い ページ21
JN「おはよーーって、Aちゃんどうしたのそのひどい顔！？」
『へへへ。ちょっと。』
リビングに入るなり、私の顔を見たソクジン先輩が、少々デリカシーのない言葉を投げてくる。
私の後に着いてきた3人を見て、納得したような顔をすると、そのまま朝食作りを再開した。
TH「ねー、ヒョンー、うんどうかいきてくれるよねー？」
JN「いくよ！ってもう何回もそう言ってるでしょ？」
TH「いひひ！」
頭を撫でてあげながらそう答える先輩に、嬉しそうに笑うテヒョン君。
今週末、彼らの通う保育園で運動会がある。
週末ということもあって、先輩の仕事の都合もつき、それがよほど嬉しいのかことあるごとに確認をしにいくテヒョン君が可愛いったらない。
TH「ねえ、Aヌナもうんどうかいくる？」
『え？私？…は、行かないかな？』
TH「ええ！？なんで！？」
ええ！？なんでと言われても…。
そんな私が前のめりに行く行く！なんて言っていいものなのかがわからない。
TH「ひょんたちのがっこにはいったんでしょ！？」
『うん。』
HS「僕たちも応援にいくし！ヌナも行こうよ！」
JK「ヌナいこう！」
『あ、うん、わかった。』
いいのかな？と思いながらも、皆の勢いに流されて頷いてしまった。
私としては皆の活躍が見たいし、とても嬉しいのだけれど。(写真も撮りたいし。)
TH「じゃあさ、ヌナがお母さんの代わりね！」
テヒョン君の言葉に、その場の空気が止まったように感じる。
いや、もしかしたら私だけかもしれないけれど。
だって、【おかあさん】という言葉に、ジミン君がピクッと反応したような気がして。
JN「もー！リレーなら僕が出るって言ってるのに！」
TH「だってみんなはおかあさんとでるんだもん！だから、ね！ヌナ、お願い！」
そう言って両手を合わせてのおねだりポーズ。
うう、やっぱりこの可愛いの暴力に私は跪くことしかできない。
『うん。わかった。…ジミン君も、いいかな？』
JM「…うん！」
目を細めてフニャッと笑う姿に少し安心したけれど、我慢をさせているような気がしてならない。
夜泣きしていたのも、この運動会のことがあってお母さんのことを思い出しちゃったからじゃないのかな…？
考えすぎだろうか。
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ミロ(プロフ) - たるぎさん» 独占欲強めのぐぅちゃん気に入っていただけましたでしょうか？(*^^*)こちらこそ嬉しいコメントをありがとうございます！(*^^*)続編もあるので、よろしければ！！( ´ ▽ ` ) (2020年4月24日 12時) (
レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ - 3歳児ぐうちゃんが大好きすぎて養いたいです、、(( ヌナは僕のヌナとか言われたらもう爆死です、、こんな素敵な作品ありがとうございます！ (2020年4月12日 13時) (レス) id: 02c334fcba (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - やまれさん» やまれ様 やまれ様〜！！！そんなこと言ってもらえると、ほんとに終わりたくなくなっちゃいます〜（ ; ; ）（意志弱）３も、お話めいっぱい詰め込んで頑張るので、どうか最後まで楽しんでやってください(´；ω；`) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - wakamilku__084さん» wakamilku様 ニヤニヤしてくださってるんですね？私にとってそんな嬉しいことないです…！(^ ^)わぁ、嬉しいお言葉！！数年後とかも書けたら楽しいかもですね！（私が）その時は是非見てやってください！(o^^o) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - バンタンさん» バンタン様 7くらいまで…！！続けたぁ〜い！！（笑）もう、そう言ってもらえることが嬉しすぎます！！本当にありがとうございます(*^^*) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年12月27日 21時
