マシンヌンキム家 ２

失言製造機かなにかですか？ ページ3

不思議そうに、自分の頭を触るジョングク君に、写真を撮って見せてあげると、うしゃぎ！といって楽しそうにキャッキャと笑い、




JK「ヒョン、みてーー！」

気に入ったのか、先輩に見せに走っていった。







可愛い後ろ姿を仏の微笑みで見送っていると、すぐ近くでナムジュン君がなにやらもじもじとしているのが目に入る。




『ナムジュン君は何か欲しいものあった？』

NJ「えっと、ある。あるというか、あったっていうか。」

歯切れ悪そうに答えるナムジュン君を不思議に思っていると、

JN「ナムジュナ！もう他のもの触っちゃためだからね！」

レジに並んでいるソクジン先輩がこっちに向かって、プリプリと声をあげる。

NJ「わかったってば！」

大声で返しながらも、その表情はとても申し訳なさそうだ。
















NJ「…かわいいコアラの置物。触ってたら腕と足が取れちゃって…買ってもらうことになった。」

ちょっぴり恥ずかしそうにしながら頭をかくナムジュン君。



















きゅぅうん。

しっかり者のナムジュン君にも、そんな面があるんだと思うとなんだかとっても愛おしいよけど触っただけでなんで腕と足が取れるの？！



JN「はい、後はみんな帰りに買うからね。」

お会計から戻ってきたソクジン先輩の隣にはタグが無くなったうさ耳をつけたご機嫌なジョングク君。

良かったねぇ買ってもらったんだねぇ。








TH「ジョングガ、それなに？」










げ。


ソクジン先輩の背中にへばりつき、風船を買えと暗示を唱えていたテヒョン君が、タイミング悪くジョングクの変身☆に気づいたようだ。








JK「…うしゃぎ」

TH「かーーーわいーー！！テテも欲しい！！」

JN「買いません。」

TH「えーー！ずるい！なんでグガだけなの！？」




や、君の意見はもっともだ。私だってみんなが装着してるところ見たいよ…！！

でも出来ない。だって…


『テヒョン君、これ赤ちゃん用しかないんだよ…！！』























ベシッ












TH「なーんだ。そっか。」






…。


よしよし。


私の必死の訴えを聞いて、すぐに興味をなくしてどこかへ行ったテヒョン君はまあ…よしとしよう。


















問題は…


























JK「ぐう、赤ちゃんちがう。」




やっちまったーーー！！

ラブホリック・ユンギ→←お姉さん、いいものはっけーん。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す