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「あ、すみません、今の無しで。空港までお願いします。」
慌てて訂正すると、むうっとした顔でこちらを見てくる。
JN「家まで送る。」
「いえ、私が空港まで送ります。」
JN「なんで！？」
「いや、こっちがなんで！？」
終わりの見えない押し問答に、一度冷静になろうと深呼吸する。
「本当に今日はありがとうございました。でも、これ以上迷惑はかけられないんで今日はもう韓国に戻ってください。」
JN「迷惑なんかじゃないってば！」
「私が申し訳ないんです！今回は譲ってください！」
JN「譲らない。というかもう譲ってるよ。」
「なにが？」
JN「本当は泊まってきたいくらいだから。もうちょっと一緒にいたいんだ。」
ボン！
爆発したかのように顔が熱くなる。
そして、目の前のジンくんもきっと彼の目に移っている私のように真っ赤で。
JN「今のはなんか‥ちが、、、
ごめん。」
「いえ。」
運転手「あの、もう降りてもらってもいいですか？」
「「はい。」」
結局、私が折れて、2人で一緒に私の家へと向かう。
なんとなくさっきの気恥ずかしさが尾を引いていたけれど、何駅か過ぎていくうちにそれも次第に薄れ、どんどん田舎へと変わっていく外の景色を2人で楽しんだ。
「ただいまー。」
JN「お邪魔しまーす。」
家に着いた頃には、辺りは真っ暗で、そのまま帰らせるのも悪くて、彼らのツアーぶりにジンくんを家へと招いた。
JN「前来た時となにも変わってない！」
「前来た時がそんな前じゃないですもん。」
何言ってるんだこの人は。
そう思ってチラッと彼を見ると、
あー、そうかー！などと言いながらキョロキョロと落ち着かない。
「‥なんでそんなにそわそわしてるんですか？」
JN「え！？」
「だって、なんかさっきからキョロキョロオロオロ‥ぶふ」
我慢しようと思ったのに、笑ってしまう。
JN「笑わないでよ〜。だってよく考えたら女の子の家に2人きりなんて落ち着かない。」
‥この人は。
たまに本当にスーパーアイドルなのか？って思ってしまうくらいその辺にいそうな年頃の男の子の内面を見せてくる。
顔は間違いなくとてつもなく綺麗なのに。
でも、それがなんだか嬉しい。
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ayaka0410(プロフ) - とても面白かったです！！できればなんですがジョングクとテヒョン落ちも書いていただけないでしょうか？(>_<)できたらで構いません！！無理言ってすみません。よろしくお願いします！ (2022年7月4日 2時) (
レス) @page50 id: 3c51000d2c (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 何回読んでも面白い (2021年7月2日 8時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
於音###(プロフ) - 凄く良かったです！！最高でした！！！ニヤニヤと開放感ともう素晴らしかったです笑 (2020年10月31日 2時) (レス) id: 496f51af64 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - みんさん» ここにコメントいただいてた！！嬉しすぎて二度見しましたよソナさんー！(o^^o)私の処女作！（笑）今見ると恥ずかしいところもたくさんありますが、そう言っていただけで嬉しいです！！読んでくださってありがとうございました！(o^^o) (2020年2月11日 20時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - こんばんは、ソナです。番外編に出てきてたので気になって読みました。やはりミロさんのお話は面白いです。最期の２人目妊娠にはとにかく笑いました。これからもいろんなお話書いてくださいね( ≧∀≦)ノ (2019年11月13日 19時) (レス) id: 26502574e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年10月13日 21時
