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お父さんの話だと、今朝、出勤中に信号を無視した車にはねられて、病院に運ばれたそうだ。
「どうしよう、私…行かなきゃ…」
心臓がバクバクと動いて苦しい。
足もガクガクと震えている。
しっかりしろ私！！
JN「Aちゃん」
ポンと、肩に手を置かれて、顔を上げる。
目の前には真っ直ぐと私を見つめるジンくんの顔。
JN「大丈夫だから。落ち着いて。」
そう言うと、落ちたままの携帯を拾い上げて、そのまま耳に当てる。
「え、ちょっと、ジンくん！？」
JN「もしもし、こんにちは。…はい、僕はAさんの仕事でお世話になっているキム・ソクジンと言います。」
漏れてくるお父さんの声は、最初こそ動揺していたけれど、ジンくんの落ち着いた声色や、礼儀正しい態度にすぐに安心したように話を続けていた。
「ジンくん…どうして？」
そのまま、通話を終えてしまったジンくんに問いかける。
JN「ごめんね、勝手なことして。でもAちゃん動転してるみたいだったからさ。
それより、早く行こう。」
「え？」
JN「日本だよ」
「日本って…え、ジンくんも一緒に行くつもりですか！？」
JN「そうだけど？」
当然のように言ってのけるジンくんに、ポカンと口を開けてしまう。
「大丈夫です、私1人で行けますから！」
JN「それはダメだよ。」
「どうして？」
JN「心配だからに決まってるじゃん！」
きっぱりそう言われて、言い返すことができない。
長くはない付き合いだけれど、彼がこう言い始めたらひかないってことは知っている。
荷物すぐにまとめてくると言い残し、自室へと向かった彼のことを、もう見送ることしか出来なかった。
数分としない内に戻ってきたジンくんの隣には、ナムジュンさんがいた。
RM「A！ヒョンから聞いた！こっちのことは大丈夫だから、すぐに行ってあげて！」
「ナムジュンさん、すみません。ご迷惑おかけします。」
RM「迷惑なわけないだろ！ジニヒョンにもついてってもらうから、何かあったらこのヒョンに頼りな。」
「でも、仕事が…」
RM「今日は午前中にダンスレッスンがあるだけだから、帰ってからヒョンが死ぬほど頑張ればいいだけだよ」
そう言って片目を閉じてみせるナムさんの後ろで、ジンくんが白目を向きながら頷いていた。
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ayaka0410(プロフ) - とても面白かったです！！できればなんですがジョングクとテヒョン落ちも書いていただけないでしょうか？(>_<)できたらで構いません！！無理言ってすみません。よろしくお願いします！ (2022年7月4日 2時) (
レス) @page50 id: 3c51000d2c (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 何回読んでも面白い (2021年7月2日 8時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
於音###(プロフ) - 凄く良かったです！！最高でした！！！ニヤニヤと開放感ともう素晴らしかったです笑 (2020年10月31日 2時) (レス) id: 496f51af64 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - みんさん» ここにコメントいただいてた！！嬉しすぎて二度見しましたよソナさんー！(o^^o)私の処女作！（笑）今見ると恥ずかしいところもたくさんありますが、そう言っていただけで嬉しいです！！読んでくださってありがとうございました！(o^^o) (2020年2月11日 20時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - こんばんは、ソナです。番外編に出てきてたので気になって読みました。やはりミロさんのお話は面白いです。最期の２人目妊娠にはとにかく笑いました。これからもいろんなお話書いてくださいね( ≧∀≦)ノ (2019年11月13日 19時) (レス) id: 26502574e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年10月13日 21時
