間違えた ページ17
思いの外あっさりと離れていった彼の体に驚いていると、ベッドに腰掛けたジョングクがまだ仰向けになったままの私を振り返る。
JK「ほんと、ヌナってひどい」
『ひどい？』
JK「うん。
普通に止められるより、ずっと効いた」
まただ。
さっきみたいな自嘲的な笑い方。
不安になって起き上がると、すぐに目を逸らされる。
JK「なんで僕達アイドルで、しかも同じグループなんでしょうね」
『っ、ジョングク…？』
JK「ヌナ。
もう、辛いです」
『…』
JK「ヌナの弟でいるのが辛い」
それは、私が一生
聞きたくないと思っていた言葉。
JK「なんてね。
でも、そろそろ僕も�爛魅吻疥イ譴靴泙后�
『！
待って、』
咄嗟に伸ばした手は、彼には届かなくて。
ジョングクが出ていきバタンと閉まった扉を、取り残された部屋で呆然と見つめる。
掴まれていた腕は、まだジンジンと熱を持っていて。
…いつもの悪ふざけとは違う。
どうしよう、私。
きっと間違えた。
・
それから、ジョングクとは気まずいまま1週間が過ぎた。
とは言っても、全く口を聞かないとかそんなことはなくて。
同じグループのメンバーとしては普通の距離感。
異変に気がついたオッパ達が心配してくれたけど、私達の関係がグループに何か支障をもたらす程悪くなってるわけじゃないから。
何かあった？と聞かれても、なんでもないよ。と答えるだけ。
『待って、ジョングク』
JK「はい？」
『練習室、一緒に行こ』
JK「いいですよ。
あ、テヒョンイヒョン」
TH「ん？」
JK「一緒に練習室行きましょう」
何かを誘えば断られる事はないけれど、ジョングクは極力私と二人にならないようにしてるみたいで。
困惑した様子のテテオッパに心の中で謝りながら、その奥にいるジョングクをちらりと見てため息をついた。
ジョングクにとっての私って、
どんな風に見えているのかな？
「おーい！集合。
新しい先生がいらっしゃったぞ」
何やらいつもより決めたマネオッパに続き、女の人が練習室に入ってきた。
「イ・アリンです。
よろしくお願いします」
女の先生だ…！
若くてとても綺麗な人。
優しそうな人でよかったーなんてぼーっと見つめていると…
HS「ヌナ！？」
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キム･カズ(プロフ) - ミロさん» 一生付き合っていきまーす（ハート） (2020年6月19日 0時) (
レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あすきさん» 3回も！光栄すぎます…！！書いてて楽しいお話なので、また続編でお会いできたらうれしいです！頑張って戻ってきますねー！(о´∀`о) (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» そんな映えある枠に入れていただき本当に恐縮です…それにとっても嬉しい(//∇//)さっちゃんさんいつもコメントから優しくて暖かいお人柄が伝わってきて、こうやってやりとりをするたびにほわっと癒されております。いつも本当にありがとうございます。 (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - チムチムさん» わぁい！！嬉しいです(*^^*)私もホソクさんにこんなこと言われたら溶けてなくなってしまいます！にやにや (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 湯海さん» （笑）（笑）（笑）そうなんです。ツンデレが好きなんですとにかく。MJではなく道明寺なんです。（嵐大好きです）ホソクさんは、私がハマっちゃってるのが伝わるくらい美味しいとこ持ってくキャラとなりつつあります。そんな彼にまた続編で会いに来てくださいぃい！ (2020年6月18日 21時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年5月26日 23時
