八十九話 ページ40
『テヒョンに何かしたらぶっ飛ばすからね』
JK「じゃ、お前には手、出していいの？」
『は？
うわっ！』
突然、後ろからグイッと体を引っ張られて見上げると、
TH「二人は知り合いなの？」
私を後ろから抱きしめたテヒョンが、にっこりとジョングクに笑いかけた。
…笑って、いるのだけど、
なんだかいつものテヒョンじゃない。
JK「そうですね。
誰にも言えない秘密の関係です」
『なっ！』
誤解を招くような言い方をしたジョングクに思わず大きな声が出る。
TH「そう。
でもこの子は俺のだから」
JK「皇子様の手には余るんじゃないですか？
こいつ、乱暴だし」
JM「うわ、なんかちょっとめんどくさくなってきたな」
なにやらバチバチと見えない火花を散らす二人に、オロオロとする私に私達を放って着替えを始めたジミン。
『とにかく、今日から一緒に暮らすんだし
仲良くしよう！ね、そうしよう』
JK「全然危機感ないね。
まぁAは男のようなもんだしね」
『あ？』
TH「何言ってんの？
こんな可愛い女の子いないから。
Aに謝りなよ」
JK「あんたこそ何言ってんの？」
目ついてる？と嘲るジョングクに、それを無視して私に可愛いよ。と甘い笑顔を見せるテヒョン。
ああ、これは。
たしかに…
『めんどくさいかも』
この先大丈夫かな？
・
なんとなく。
眠れないまま夜が更けてしまった。
数メートル先には部屋の四隅を囲うようにテヒョンも、ジミンも、それからジョングクもいて。
なんか、今更ながら自分の女扱いのされなさにため息をつきたくなった。
別に、それでいいのだけど。
TH「A？」
『ん？』
TH「ちょっとそっちいっていい？」
おっどろいた。
テヒョンもまだ起きてたんだ。
暗闇の中でのそりと動いた人影は、ゆっくりとこちらに近づき…
TH「一人じゃ寝られない」
『子どもか』
ぽーんと肩を叩いた私にぷくくと笑うと、そのまま隣に腰を下ろした。
横にしていた体を起こし、壁に背をつけたテヒョンの隣へ行こうとすると、
『わ』
TH「ここ」
くいっと腕をひかれ、あぐらをかくテヒョンの上にちょこんと乗ってしまった。
『何これ』
TH「だって、くっつかないと皆に声聞こえちゃうでしょ？」
耳元でぽそぽそっと喋られて、背中がぞわりと粟立つ。
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ミロ(プロフ) - 1ちゃんさん» やったー！とっても嬉しいです！(*^^*)続きも更新頑張りますね！もう少しで公開できます！遅くなり申し訳ないです…！！ (2020年6月16日 12時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あとさん» わぁ！それはすごく嬉しいご報告です！(*^^*)こちらこそ今までもお世話になっています！！世界観が好きと言ってもらえてとても安心しています。これからも仲良くしていただけるとうれしいです！コメントありがとうございました！(*^^*) (2020年6月16日 12時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - よしほさん» 嬉しいです！続き頑張りますね！(*^^*)（返信してしまいました…！） (2020年6月16日 12時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - てじそく.さん» てじそくさん…なんて嬉しいお言葉をくださるのですか！！（ ; ; ）本当に読んでいただきとても幸せです！これからも頑張ろうと思えます！！そうやって読んでもらえる話をこれからも増やせるように、頑張っていきますね！(*^▽^*) (2020年6月16日 12時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Caramelさん» ドラマ化！テンション上がっちゃいました(*^^*)そうなんですよー！通勤電車とかわりと本当に倒れそうになります(｀・ω・´)caramelさんもお体気をつけてくださいね！(*´∀｀*) (2020年6月16日 12時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年5月15日 23時
