☆ ページ29
がーんとショックを受けた顔で静かに引っ込んだナムジュンさんの代わりに、テヒョンさんが男の子の体をひょいと抱き上げる。
TH「可愛いなぁ。名前ないならつけたげる。
今日から君は、ハヌル！」
JK「
TH「だってこの子、目が青いんだもん」
『え』
テヒョンさんの言葉に驚いて顔を覗き込むと、確かに目が青い。気がつかなかった。
JN「施設長に聞いたら、引き取ってくれるって。
準備するから1週間待って欲しいそうだよ」
NJ「あれを引き渡す日と同じですね」
JN「そ。とにかく1週間は預からなきゃいけなくなったから。手の空いてる人間が面倒見ること」
JK「ええ！？
俺、無理だよ子どもなんて！」
SG「俺も」
あ。
なんか、どこかで見た光景だな。
初めて私がここに来た日のことを思い出して、ちょっと遠い目をする。
TH「俺は面倒みたい！ね、ハヌル」
『あ、私もみます！』
JM「ほら。やりたいやつにやらせておけばいいよ」
JN「だけどテヒョンだって仕事が入ってる日はあるし。Aちゃんと…、え？ハヌルっていうの？その子」
TH「うん」
JN「2人だけじゃ危険だろう」
JH「ていうか、自然とAの担当日がハヌルの担当日になるんじゃない」
JM「荷物が増えたってことね」
『め、面目ない』
言葉が刺さるなぁぁあっ！！
JN「とりあえず、必要そうなものは明日買いに行くとして」
TH「明日は俺仕事ないよね？」
JN「そうだね。じゃあ明日はテヒョンとAちゃんに任せるとして今日は休もう」
ジンさんの言葉を合図に、各々が立ち上がって自分の部屋へと向かったのだけど…
SG「おい」
HN「ねんね！」
ハヌル君。君はなんて勇者なんだ。
さっさと歩いていこうとしたシュガさんのズボンの裾を掴み、もう一度ねんね！と笑顔で言う。
『もしかしたら、一緒に寝ようってことじゃないですかね？』
SG「…は？
おい、ガキ。離せ」
「やー！」
大人気なくすごむシャガさんなんて気にも止めず、ふりふりと首を振るハヌル君は本当にすごい…。
『ハヌル君、とりあえずお姉ちゃんとシャワー行こうか』
ひどく汚れた格好をしているハヌル君の手を引くと、あー。とシュガさんに切なげな目を向けるもんだから、心がきゅっと痛くなる。
TH「ハヌルっ！帰ってきたらシュガヒョンなんかより俺と寝ようね？」
SG「そうしろそうしろ」
テヒョンさん、微妙にやきもち焼いてるわ。
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ミロ(プロフ) - ふわりさん» ふわりさーん！！！私ももうパッチが大切すぎて…。このお話は勝手に大好きと大好きを組み合わせたお話なのでまたさらに大切で。映像化！是非本家みたいにしてほしいです(＞人＜;)ダークな感じも書いてて楽しいなと思いました！今回もありがとうございました！ (2020年8月14日 2時) (
レス) id: a66c275241 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 湯海さん» 湯海ちゃーん！！湯海ちゃん前にinnocent world好きって言ってくれて私すーごく嬉しかったのだよ(//∇//)ハヌル君はゲスト出演でしたが、ちょっともう主人公よりこの子になりてぇなと思いながら書いてました（笑）今回もありがとうございました！ (2020年8月14日 2時) (レス) id: a66c275241 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - м i м i .さん» ひぇえ！！私もMiMiさん大好きです！！嬉しいですー(´；ω；`) (2020年8月14日 2時) (レス) id: a66c275241 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - たきゆさん» たきゆさーん！！私的にこのお話のしゅーが大好きなので、つい活躍させてしまいます。そしてもちろんジミンちゃんも！（笑）ツンの極みですが、彼がいつか本当に幸せになることをヒョン達と一緒に願っております。たきゆさん愛してます！！ (2020年8月14日 2時) (レス) id: a66c275241 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - アスカさん» しゅー！です。しゅーは一番子どもからしたら怖そうだし闇深いんですけどね（笑）なぜか懐かれるっていう書いてて楽しかったです(*^^*)裏社会系はなんかハラハラした感じに書けていいですね。お付き合いいただきありがとうございました！ (2020年8月14日 2時) (レス) id: a66c275241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年5月4日 15時
