逢引 ページ4
『こ、腰ぃぃいい！！』
JN「あ、ごめん。痛かった？」
『いや、なんかズンッてきました。』
多分、怪我を気にして優しく触れてくれたんだろうけど、それが逆に…
ぐっとくるよネ！！！
JN「こんなとこお兄さんに見られたら、殴られちゃうかな？」
ふふーんって笑う先輩。
あ、これ多分確信犯。
『取れた！』
JN「おー、ありがとー。」
ほんの少し癖がついた髪を撫でながら、ふわりと微笑んだ先輩に胸がトゥンクする。
どうしたどうした？
しょっぱなからボーナスステージが過ぎるんじゃないか？
『前髪伸びましたね。』
JN「だよね？
ちょっと切りにいく暇無くて。」
『最近また忙しそうですもんね。』
JN「まぁね…って、今すべきはそんな話じゃなかった。」
『え？
ああ、オッパですか…。』
お目目を開いてコクコクと頷く先輩に苦笑いを返す。
ソファーに座るよう促され、隣に腰掛けると真剣な顔をしてぐっと顔を近づける先輩は、自分の顔面の攻撃力の強さを分かっているのだろうか。
JN「もしかして、もしかしなくても、
お兄さん僕たちのこと反対してるよね？」
『関係ないです！』
JN「こらー。関係なくないでしょ？」
『でも…。
絶対邪魔されたくないんですもん。』
JN「大丈夫。
お兄さんに認めてもらえるように僕が頑張るから。」
『え…』
手をきゅっと握られて、心臓がドンドコと音を立てる。
何これ…。
家に反対されつつも愛を貫く2人…みたいな？
ロミジュリ…みたいな？
悪くないかも。
この雰囲気にのっちまえ！と、目をつむってみると、先輩のフフッて笑う声が聞こえた。
髪を撫でられて、先輩が近づく気配を感じる。
オッパがこの家にいることで得られる少しの背徳感。
とんでもないことになったと思ったけど、そんなに喚くことじゃないかも…？
BH「逮捕、逮捕ーっ！！」
JK「あーーーっ！！！！」
「「！！」」
突然響いた声におったまげると、リビングの扉から顔を出すベクオッパといきり立ったジョングク君の姿があった。
『なんで！？』
BH「なんでって、2人が逢引しないように見張ってたんだよねー？」
JK「あいびき、だめ！！」
前言撤回。
一刻も早く帰ってくれ。
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Liz(プロフ) - 突然失礼します！！ミロさんのマシンヌンキム家が本当に大好きです。もう何度読み直したか分かりません。読む度に大好きが増していきます。いつか、また新たなマシンヌンキム家が読めたらとっっても嬉しいです。改めて、読んで幸せになれる作品をありがとうございます！ (2023年3月30日 17時) (
レス) @page50 id: d1d28ca630 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - ミロさん、はじめまして。初めてコメントさせて頂きます！私はミロさんの『マシンヌン』が大好きで、公開されてからずっとずっと読み続け、何回いや何百回と読んでます！その度に癒され涙し感動し笑い癒されてます。また帰ってきたマシンヌンあったら嬉しいです！ (2022年10月30日 14時) (レス) @page50 id: bdc30337aa (このIDを非表示/違反報告)
たきゆ(プロフ) - ミロさーん 何回読んでも涙がでてしまうではないですか!良かった 良かった！これからもずっとファンです〜 (2022年10月28日 3時) (レス) @page50 id: 088e3725a7 (このIDを非表示/違反報告)
名無し83058号(プロフ) - まだ、続きが見たいです🥺お気に入りなので、終わってほしくないです… (2022年10月26日 3時) (レス) @page50 id: 2732bc1be1 (このIDを非表示/違反報告)
クサズのエクボにハマりたい(プロフ) - ずっと読み返したかったので嬉しいです (2022年10月19日 8時) (レス) @page50 id: d78d833968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年2月23日 21時
