クリスマス特別編�� ページ10
さて、と。
皆が寝静まった夜。
暗闇に紛れてコソコソ動く影が２つ。
『…。』
JN「…。」
『…。
え、先輩その格好は何です？』
JN「何って…。サンタだけど？」
『…ほう。』
真っ赤な衣装に身を包んだイケメン…をもじゃもじゃの髭で隠したソクジン先輩は、もじゃもじゃが邪魔でよく見えないけど、多分ものすごくわくわくしてる。
かろうじて見えてる目がキラキラしてるし。
JN「やるからには、本格的にやりたいじゃない？」
『…はぁ。』
JN「時に、トナカイの衣装も用意してるけど？」
『遠慮申し上げます。』
ん？おかしい。
いつもなら逆のはずなのに、うーむ。自分より浮かれたやつを見ると冷静になるものなのね。
ってなわけで。
今日はクリスマス。
JN「…まずはユンギだね。(小声)」
『ラジャ！！(小声)』
今宵の大人達の大事なミッション。
今から子ども達にプレゼントをお届けします！
【ユンギの場合】
…いきなりピンチです。
『え？待って。これ、起きてますよね？』
JN「十中八九、起きてるよね。」
というのも、ほんの少し開いた扉から、部屋の明かりが漏れてきている。
時刻は間もなく夜の０：００。
子どもはとっくに寝る時間だというのに、なんたることか！
先輩と目を見合わせ、二人連なって、そーっと中を覗いてみると…
YG「あーくそ、ちげー…」
なにやらぶつぶつ言いながら、パソコンに向かって作業をしているユンギ君の後ろ姿が目に入る。
ヘッドフォンをしているせいか私達の存在には気がついていないようなので、再びそーっと扉を閉めた。
JN「よし、出直そう。」
『あい。』
まぁ、こんなこともあるでしょう。
＿一時間後
JN「そろそろ寝てるでしょう。」
『さすがに！』
ていうか、先輩と私のほうが限界だよ。私達二人とも普段子供に合わせて早寝早起きだから、正直夜更かしはつらい！！
『ていうかそうこうしてる間にクリスマスになりましたね。』
JN「メリークリスマス。僕達の夜はこれからだよ。」
眠すぎるせいか若干テンションのおかしな先輩の言葉に、同じく若干ハイになっている私は、きゅんとしてしまったのでどうか誰かぶん殴ってほしい。
YG「何してんの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(＞人＜;)すごく嬉しいです！EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました！(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます！(*^^*)私も大好きですよー！！ (2020年5月19日 13時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(＞∀＜) ありがとうございます！ これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(＞人＜;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです！(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね！それを聞いて私も嬉しいです！ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね（笑）ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月22日 21時
