遠い昔に失いし青春 ページ42
その瞬間、集まってきたチームメイトにもみくちゃにされながら、ちょっと鬱陶しそうに、でも、照れたように少し笑うユンギ君を見て、見学に来ていた女の子達がきゃっきゃと騒ぐ。
…なんだ？
この眩しいくらいの青春は。
目の前のアオハルに目玉を潰されそうになりながらも、ユンギ君の…そうだなぁ、あれぞ少年美。
その若い美しさは眼福そのものだった。
と、
YG「！」
あまりに気持ちの悪い思考を頭に巡らせていたせいか、邪気に気づいたらしいユンギ君とバチッと目があってしまった。
JK「ユ、ユンギヒョンっ」
それが嬉しかったらしいジョングク君が、周りの目にビクビクしながらも勇気を出して声を上げる。
そんなジョングク君に気がついたユンギ君は、彼に向けてひらりと手を振り＿＿
それから、ものすごい形相で私を睨みつけた。
なんで？
YG「なんでいんの？」
『いやぁ、ジョングク君がユンギ君に会いたがってさ。
来ちゃった☆』
YG「それで許されるとでも？」
JK「あーうー」
友達の輪から抜けてきたユンギ君は、すこぶる不機嫌な顔のまま、しゃがみこんでジョングク君のほっぺたをつまんだ。
『可愛い弟じゃないか！！』
YG「中坊なめんなよ。弟が学校まで押しかけてきたなんて知られたら1ヶ月は噂されっから。」
『なーる。』
ぶつくさ言いながらも、ジョングク君と遊んであげてるユンギ君はどこまでも弟思い。
本当は照れてるだけって知ってるんだからな。
「おーい、ユンギ！
戻ってこいよ！」
YG「あー…わり。
俺帰るわ。」
『え！』
男の子達に、すまん。と手刀を切って、体育館のすみに置いてあった鞄を背負い私たちのもとへ戻ってきたユンギ君。
『ユンギ君。
遊んできていいよ？
私達は帰るからさ。』
YG「ちょうど疲れてきたところだったから。」
『そう？
ごめんよ！！少年達！！
お詫びと言ってはなんだけど！！！
んーまっ！！』
「「「ひっ！！」」」
YG「馬鹿！！何やってんだよ！！」
『あん？』
少年達に投げキッスをお見舞いした私に、割と本気で怒ってくるユンギ君に首を傾げる。
『えー？嬉しいよねー？
ジョングク君、んーまっ！』
JK「んーっ、ぐぅうれしー！」
私の投げキッスにほっぺたを押さえてにこにこするジョングク君。
ほら。ご褒美じゃん。
安売りはやめてくださいって？むしろ金取られるよ→←動くユンギ君
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(＞人＜;)すごく嬉しいです！EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました！(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます！(*^^*)私も大好きですよー！！ (2020年5月19日 13時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(＞∀＜) ありがとうございます！ これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(＞人＜;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです！(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね！それを聞いて私も嬉しいです！ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね（笑）ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月22日 21時
