多分、向いてない ページ24
ユンギ君ほどじゃないにしろ、十分に白くて綺麗な先輩の肌は、雪が反射してまばゆいばかりだったし、ちらほらと降り出した雪が、先輩のまつげにかかって、それはまるで宝石のようだった。
いつもそう思ってるし、
これからも何度だってハッとさせられるんだろうけど。
本当に、なんて綺麗な人なんだろう。
きっと、神様がすごく丁寧に時間をかけて作り上げたにちがいない。
JN「よし、これでオッケー。
…聞いてた？」
『もちろんです！』
ま、聞いてなかったよね。
これも新人の頃と同じ。
先輩の美しさに夢中で、先輩の話を聞き漏らしてよくミスを犯していた私は社会人としては頭丸めたほうが良いくらいに失格だけれども、
頑張れば先輩が褒めてくれるって思えば、いつだって起き上がり小法師のように蘇り、何度でも頑張れたんだ。
だから、
先輩がいれば、私は無敵なんだから！
JN「よし、じゃ行ってみようか。」
『はい！』
＿＿＿＿＿＿＿１時間後
『ぎ、いやぁぁぁぁああああああああああ！！！
うっ、っっっっ、グハッ！！！！
死んだ？』
JN「生きてます。」
ありえない勢いですっ転んだ私を、華麗に滑り降りてきた先輩が助け起こしてくれる。
JN「よし、じゃあもう一回やってみようか。」
『…へへ、そっすね。』
…正直、もうやめてぇ。
JN「Aちゃん転ぶのすごく上手だね。」
『そうですか！？！？』
もう既に何回転んだかわからない。
なんか体中痛いし、心もズタボロだ。
今ならテヒョン君の気持ちがわかる。これだけ転ぶとさすがに心が折れるもの。
すぐに滑れるようになったあの子達は化物だ。ジョングク君なんて、さながらジャンプスケートの助走のようなスピードで雪山を滑り降りていく様子をさっきゴンドラの中から目撃した。
JN「大丈夫？ちょっと休む？」
『いえ！まだまだこれからです！』
それでも、
全く上達しない私に、根気よく付き合ってくれる先輩はやっぱり優しくて、痛いし疲れてるのにそれでも心から幸せだと思う私は、つくづくどうかしているんだろう。
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(＞人＜;)すごく嬉しいです！EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました！(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます！(*^^*)私も大好きですよー！！ (2020年5月19日 13時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(＞∀＜) ありがとうございます！ これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(＞人＜;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです！(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです！ (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね！それを聞いて私も嬉しいです！ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね（笑）ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月22日 21時
