スノーボード教室 ページ21
__30分後
TH「いやぁぁぁあっ。
テテ、もーやんないっ!!」
JM「テヒョンア〜っ!」
スノーボード教室開始から数十分後。
ゲレンデの真ん中で泣き叫ぶテヒョン君は、転びまくったせいで全身雪だらけだ。
JN「テヒョン〜!
泣くなよ〜。お前がやりたいって言ったんだろ?」
TH「…っ、でも、テテはジンヒョンとすべりたかったんだもん…っ。
ジンヒョンがテテにおしえるとおもってたのっ。」
顔を真っ赤にして泣きじゃくるテヒョン君は…
なんていうか、もはや意地らしい。
他の皆はというと、ホソク君はあっという間に初心者コースから中級者コースにいき、既にコツは掴んだようで初めてとは思えないくらいスイスイと滑っていらっしゃる。
ナムジュン君も、ブーツの紐結び及びボード板の装着にとんでもなく手こずっていたものの、そつなく滑っていてこちらも心配なさそうだ。
それから…
JM「ヌナッ!!!」
『わぁ、ジミン君!』
まだまだぎこちないながらもしゅるしゅるよたよたと私の前まで滑って来たジミン君は、ニコニコしながらさっと私の前に手を差し出す。
『ん?何かな?』
JM「ヌナに、ゆきのけっしょうをとってきたの。
…?あれ?」
何もない自分の手袋を見て、不思議そうに首を傾げるジミン君が、可愛すぎて仕方なくて顔を雪の中にめり込ませた。
YG「おい、お前それ本気か…?あざとすぎ、きゅ。」
『本気に決まってんじゃん!!
本気に決まってんじゃん!!!』
私の天使に似合わない言葉を吐こうとしたユンギ君の首をキュッと締め上げ、もう一度空に向かって手のひらを向けるジミン君を暖かく見守る。
『ジミン君、上手に滑るね。』
JM「えー?じょうずかな?」
『うん、とっても。』
どうやらジミン君は根性があるらしく、転んでも転んでも起き上がって練習を続けていた。
テヒョン君も頑張ってはいるのだけど、まあるい頭がまるで地面に引っ張られるように転びまくっていて、あれは私でも心折れるなと少し不憫におもった。
JM「ぼく、テヒョンにおしえてあげてくる。」
『!うん!』
板を抱えててちてちと歩いて行ったジミン君が、先輩の胸で泣き散らすテヒョン君の手をひき、2人一緒にインストラクターのお姉さんの元へ向かっていった。
JK「ヒョン…。ちゅるちゅる…」
『ジョングク君、やっぱりやる?』
JK「んー…」
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ミロ(プロフ) - タハさん» 一つ一つにコメント残してくださりありがとうございます(>人<;)すごく嬉しいです!EXOも好きだったのでベクちゃん出しちゃいました!(o^^o)読んでくださり、ありがとうございます!(*^^*)私も大好きですよー!! (2020年5月19日 13時) (レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - ベクが出てきた〜!!私、BTSのお話が好きなのですがEXOがでてきたの、と〜っても嬉しいですー(>∀<) ありがとうございます! これからも頑張ってください☆ 大好きです(//ω//) (2020年5月18日 15時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - ミロさん» このお話自体大好きなので、これからも楽しみにしてます!! (2020年3月17日 15時) (レス) id: cee8523576 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - のししさん» お返事遅くなりすみません(>人<;)好きすぎてつい出てもらっちゃいました(*^^*)好きだと言っていただけでとても嬉しいです!(o^^o)ベクさん登場シーン、楽しんでもらえてたら嬉しいです! (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - 美空さん» お返事遅くなりすみません>_<エクセルさんなのですね!それを聞いて私も嬉しいです!ベクちゃんがオッパの主人公、羨ましすぎますね(笑)ベクさんまた出したいなぁ(о´∀`о) (2020年3月17日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年12月22日 21時