綺麗なひと ページ46
そこには、生まれたばかりのジョングク君と、そんな彼を抱くある1人の女性の写真が貼られていた。
TH「…ママだ。」
JM「…」
彼らのお母さんを見るのはこれが初めてかもしれない。
予想はしていたけれど…いやそれ以上に綺麗な人だった。
『すごく、綺麗…』
HS「父さんが言ってたよ。俺達の母さんは世界で一番綺麗だって。」
『…うん。
本当にその通りだと思う。』
ジョングク君を産んでからすぐに、病気になり帰らぬ人になってしまったという彼らのお母さん。
こんなに可愛い子ども達をおいていくのはどれだけ心配だっただろう。
JK「ヌナ、これぐぅ？」
『え？うん、そーだよ。可愛いね。』
JK「えー。しわしわ。おさるさんみたい。」
むぅ、と唇を突き出すジョングクに笑ってしまう。
ああ、どうしよう。
なんだか今日は皆のことがいつにも増して愛おしくてしょうがないよ。
HS「あれ？これジンヒョンじゃない？」
『え！？』
ホソク君が指差したのは、まだ幼いユンギ君と、そんな彼を抱き上げるのは恐らく当時高校生くらいの…
『ソソソクジン先輩だっ！！』
び、美少年っ！
『ねぇ！！これ焼き増しお願いできないっ！？！』
HS「…。」
JN「へぇ。アルバムかー。」
『そうなんです。皆の小さい頃の写真とっても可愛かったです。』
JN「僕も後で見てみようかな？」
『はい！』
子ども達を先に寝室に行かせて、寝る前にほんの少しだけ先輩とソファーでお喋りをするのが最近の日課になっている。
『あ、あと先輩の高校生の頃の写真も見ちゃいました。』
JN「え、そんなのもあったの？恥ずかしい…」
『そんな！ものすっごい美少年で…私はあの時の先輩に会いたかったです…』
JN「ふーん。」
今より少しだけ幼い顔立ちに、さらさらの黒髪…。女子高生にマンションプレゼントしちゃうパパ達の気持ちがわかるなぁ…。
なんて思っていると、
『な、あの、先輩？』
気づいたら先輩の腕に閉じ込められ、ソファーとその美しい顔に挟み撃ちにされていた。
少し不満気な先輩に問いかけると、一度私から目を逸らし、それから少し上目遣いでもう一度私を見つめる。
JN「…その写真の高校生と、今の僕、どっちがいいの？」
『っ！』
そんなの、愚問過ぎます。
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タハ - 最初からずーっと読ませていただいてますが、やっぱりこのお話は面白いです！！ これからの主人公とソクジンさんの展開、とても楽しみです☆ (2020年5月18日 9時) (
レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
bts-vminkook - 私､このお話大好きです！♪ 皆の個性がうまく書かれてて 本当に面白くて元気出ます！ 主人公ちゃんがふざけるのが 好きです！♪*w これからも頑張って下さい！ (2020年4月23日 21時) (レス) id: 4f9c9c509a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - お塩50%さん» 何回も読んでくださったなんて、本当に嬉しいです！^_^続きについては、今ネタをまとめて少しずつ書き始めているので、近々公開できるかと思います！あと少しお待ちいただけると嬉しいです！(*^^*) (2019年12月16日 0時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
お塩50%(プロフ) - 何回か最初から読んでしまうほど面白い作品で、主人公とマンネラインの関係が結構好きで本当に読むたびに発狂させていただいてます。これからも更新してってください！ファイティン！ (2019年12月14日 23時) (レス) id: e853a97352 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - たまごさん» たまご様 とてもとても嬉しいお言葉をありがとうございます(＞人＜;)そろそろキム家が恋しく思うので、また続き書かせてくださいね(*^^*)私からもサランヘヨ！！もう一度読んでくださってありがとうございます！！ (2019年12月10日 0時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年9月8日 20時
