人の話はよく聞きましょう ページ10
HS「すぐ帰ってくるよ。」
JK「すぐって?あした?」
HS「明日では…ないかなー。」
TH「ささって?」
HS「あさってね。
明後日でもない…もうちょっとあと。」
首をかしげるホソク君に、彼にしがみつく3人は瞳をうるうるさせる。
『たくさん遊んで、たくさん寝たらすぐだから、ちょっとだけヌナと待ってよ?…っ』
YG「ヌナが泣くなー。」
『ふぅぅうう、すんません…っ』
言ってるうちに、私としたことが涙が出てきてしまい…
JK「ヌナぁ、いーこいーこ。」
『あ、ありがとぉおっ!』
なでなでとジョングク君に慰められる始末。
ヌナ失格です。
だって、やっぱりさみしいんだもん!!
JN「…じゃあ、今から社長に電話するね。」
いやいや駄々をこねていた3人も、うぉぉおっと滝のように涙を流す私を見て冷静になったらしく、今はだいぶ落ち着いていた。
電話をかける先輩の背中を、ゴクリと喉を鳴らし、じっと見つめる。
JN「あ、もしもし!」
どうやら、繋がったみたいだ。
これで、先輩が社長返事をしたら、ホソク君のアメリカ行きは確定する。
JN「はい…ホソクのアメリカ留学の件…、
本人が行きたいと言っているので、僕はその意思を尊重しようと思います。」
ああ…。
HS「いたた、ヌナいたい!」
『だってぇぇえっ!』
耐えきれず力一杯ホソク君を抱きしめると、少しだけ顔を赤く染めて、私の腕から抜け出そうとする。
JN「それで、こっちの学校の手続きなんかはどうしたらいいでしょうか?とりあえず休学になりますよね?
はい。…はい、
え!?!?!?」
『え?』
何?
何かあったの?
JK「ヌナ!ぐぅのこともぎゅってして!」
『あ、ちょ、ジョングク君、今は静かに…っ』
JK「してったら!!」
顔をぱんぱんに膨らませて両手を広げるジョングク君に気を取られているうちに…
JN「わかりました。
…はい、失礼します。」
社長さんとの電話は終わってしまったようで。
『先輩、何かあったんですか?
え。』
JN「えーっと…」
こちらを振り返った先輩の顔は真っ赤だった。
もちろん、耳まで。
JN「ホソクのアメリカの滞在期間…
1週間みたいなんだ。」
「「「え。」」」
え?
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タハ - 飽きるなんてとんでもないですよー!とっても面白くて、一人で笑っています。なので家族に変な顔を向けられます 笑 3章も楽しみにしてます!! (2020年5月17日 21時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» いやいやいやいやいやいや!!とんでもないです!!(´;Д;`)でも大好きと言っていただけて嬉しいです!これからも楽しんでいただけるようにがんばりますね!(*^ω^*) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - cocoさん» わーん!coco様お久しぶりです!!( ; ; )大好きだなんて言ってくれて嬉しいです!(//∇//)私も書いてて楽しい作品なので、これからも頑張りますね!(^o^)変な天気が続いていますが、coco様もお体気をつけてくださいね(о´∀`о) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ヨナさん» ヨナちゃん ありがとうございます!(>人<;)ですよねーそう思ってなんとなく作り出したキャラの部長、かなり重宝しております…(^◇^) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - アルムさん» アルム様 私もこの子どものくせに一丁前なこと言うユンちゃん気に入ってるので、三章楽しみにしていてください。えへ。嬉しいお言葉ありがとうございます!続きも更新がんばります!(o^^o) (2019年8月30日 20時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年7月19日 23時