ジョングク君は知っている ページ43
JN「じゃ、僕は行くけど。
誰もいないからって遊んだりしちゃだめだからね？今日は家から出ないこと。わかった？」
「「はーい。」」
出る直前まで口うるさい先輩を見送り、ジョングク君と一緒にベッドに横たわる。
JK「ぐぅ、きょうほいくえんおやすみするの？」
『ん、そーだよ。ジョングクくんお風邪だから。』
JK「ヌナも？いっしょ？」
『そう。ヌナもお風邪だから。今日は一日おうちです。』
JK「！
やったぁっ！」
私の言葉に、とびっきりの笑顔を見せるジョングク君。
『ふふ。風邪なのに嬉しいの？』
JK「うん！
だって、
ヌナとずっといっしょにいれるもん。」
『！？
可愛っ！？！？』
JK「きゃは！」
熱上がったー。
照れたのか、顔半分を布団で隠すジョングク君が可愛すぎるせいで、脇に挟んでる体温計多分今ぶっ壊れた。
ピピピ、ピピピ
『うーん、38度。お熱下がらないねぇ？』
JK「あちゅい…」
あれから2人してすぐに眠り、昼過ぎになってもお互いの熱は下がらなかった。
『ジョングク君、おなかすいた？』
JK「すいた！」
熱があってもお腹は減るようで、元気よく頷いた彼に安心する。
JK「ヌナ、たべさせて？」
いつもは1人でもパクパク食べるくせに、んっ。とレンゲを私に手渡す彼は、本日スーパー甘えたモードだ。
『あら。風邪ひいて赤ちゃんになっちゃったの？』
JK「！ちがうもん！
じゃあ、ぐぅがヌナにたべさせてあげる！」
『え？
ぐぁあ！』
あっつあつのお粥を突如口に突っ込まれ、口内大惨事により生理的な涙が出る。
『えほ、えぼっ！
あ、ありがとぉ！ジョングク君は優しいね…っ』
JK「！？ヌナ、どーしてないてるの！？」
私の涙を見たジョングク君が、驚いて席を立つ。
なおも咳き込んで涙を垂れ流す私に、彼の方も泣きそうになって私にしがみついた。
JK「ジンニョンと、けんかしたから…？」
『え？』
この涙の犯人が自分だとは知らずに、うるうると瞳を濡らすジョングク君が、先輩との件で私が落ち込んでいるのを見抜いていたことに驚く。
JK「ヌナ、なかないで…っ、
ジンニョンにはぐぅがゆっておくからっ！」
これは…昨日のユンギ君との会話を聞いていたなと思いながらも。
子どもは思っている以上に大人のことを見ているのだと、実感した。
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タハ - 飽きるなんてとんでもないですよー！とっても面白くて、一人で笑っています。なので家族に変な顔を向けられます 笑 3章も楽しみにしてます！！ (2020年5月17日 21時) (
レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» いやいやいやいやいやいや！！とんでもないです！！(´；Д；`)でも大好きと言っていただけて嬉しいです！これからも楽しんでいただけるようにがんばりますね！(*^ω^*) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - cocoさん» わーん！coco様お久しぶりです！！（ ; ; ）大好きだなんて言ってくれて嬉しいです！(//∇//)私も書いてて楽しい作品なので、これからも頑張りますね！(^o^)変な天気が続いていますが、coco様もお体気をつけてくださいね(о´∀`о) (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ヨナさん» ヨナちゃん ありがとうございます！(＞人＜;)ですよねーそう思ってなんとなく作り出したキャラの部長、かなり重宝しております…（＾◇＾） (2019年8月30日 21時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - アルムさん» アルム様 私もこの子どものくせに一丁前なこと言うユンちゃん気に入ってるので、三章楽しみにしていてください。えへ。嬉しいお言葉ありがとうございます！続きも更新がんばります！(o^^o) (2019年8月30日 20時) (レス) id: 7f0d569e54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年7月19日 23時
