悪意 ページ34
JK「ちょ、ヌナ！落ち着いて！」
『離して！なんなの、あいつ！』
男に腹が立って、一言言ってやろうと歩き出した私をジョングク君が慌てて引き止める。
JK「僕も、腹が立つよ！ぶっ飛ばしてやりたい！
でも、ヌナが出てっちゃダメだ！問題になっちゃうよ！」
『でも…！』
確かにここで私がしゃしゃり出てしまったら、ユンギさんの婚約者は暴れん坊ゴリラだと、恐ろしいレッテルが貼られてしまう。
なんとか一度落ち着こうと頭を冷やす。
「家がすごいだけで、貴方は何もしてないのに。
良いご身分ですね？」
TH「…っ」
ぷっつん
JK「あ！ヌナ！！」
ジョングクさんを振り払って、テヒョンさんの元へと突進する。
もうだめだ！
やっぱり、許せん！
絶対に許さん！！！
『ちょっと、アンタぁぁぁああ！！！！』
ガッシャーン！！！！！！
私が叫んだのとほぼ同時に、ボーイがグラスを乗せたお盆を派手にひっくり返した。
その瞬間、平静さを取り戻す。
あっぶねぇ！！何もかも台無しにするところだった…！！
『テヒョンさん！こっち！！』
TH「え？」
『早く！！』
皆が、騒動の方へ気を取られているうちに、テヒョンさんの腕をひっ掴み、その場を後にする。
たくさんの人をかき分け、とにかくここでは無いどこかへ。
TH「ねぇ、A！どこまで行くの？」
『え！？ああ…ここまで来ればいいか…。』
パーティ会場の外の広い庭まで出てきて、膝に手をつき呼吸を整える。
く、苦しい。
無我夢中でこんなところまで来てしまったよ。
『う、寒。』
ドレスのまま出てきてしまったから、外は流石に寒い。
腕を抱えて震えていると、
TH「これ、着なよ。」
テヒョンさんが自分の着ていた上着を脱ぎ、差し出してくれる。
『いやいや、そんなことしたらテヒョンさんが寒いじゃ無いですか！』
TH「いいから。」
ブンブンと首を振る私に、無理矢理上着を羽織らせる。
そして、
『あ…！』
TH「少しだけ…。」
上着ごと、ぎゅっと抱きしめられた。
『わ！わ！テヒョンさん！！』
慌てて、抜け出そうとしたけれど、彼の手が震えているのに気がつき、抵抗するのをやめる。
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ミロ(プロフ) - マミさん» マミ様 初めまして！コメントいただきありがとうございます(o^^o)優しいお言葉うれしくおもいます！テヒョンさん推しなんですね！正直まだ誰とどうなるか決めていないのですが、マミさんに楽しんでいただけるよう、頑張りますね(*^^*)これからもよろしくお願いします！ (2019年3月25日 21時) (
レス) id: 166caf4964 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして！日々更新を楽しみにまってます！とても面白くて続きが気になって…こらからも楽しみにまってますのでよろしくお願いします。推しがテヒョンなのでテヒョンに落ちたらいいななんて読みながら夢見ています笑 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - MGさん» MG様 キム家の時から優しいお言葉ありがとうございます…！活力だなんて、本当にもったいない限りですが、飛び上がる程嬉しいです(#^.^#)これからも少しでも楽しんでいただけるように頑張りますね！また寒くなりそうですが、MG様も風邪など気をつけてくださいね。 (2019年3月22日 20時) (レス) id: 166caf4964 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Aine Kakehiさん» Aine Kakehi様 しっくりきてますか？よかったぁぁあ！！( ；∀；)そして、優しいお言葉心に染み渡りました…！！楽しんで書く！大事ですね(;_;)皆さんに楽しんでもらえて、自分もわくわくできるようなお話が書けるよう頑張ります！ありがとうございます！(*^ω^*) (2019年3月22日 20時) (レス) id: 166caf4964 (このIDを非表示/違反報告)
MG(プロフ) - キム家完結おめでとうございます。日々沢山の癒しを頂きました。そして、新作も又とても素敵なお話で、日々のドキドキが増えて本当に幸せです。ミロさんのお話は、毎日の活力だと思っております！お身体に気を付けて、日々お過ごしくださいね。 (2019年3月22日 2時) (レス) id: 119da51637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年3月14日 21時
