予期せぬ再会 ページ13
『まさか、こんなところでジミンに会うなんて…』
JM「俺だってびっくりしたよ！」
お昼休み。
ジミンに誘われた私は、2人で会社の食堂に来ている。
『ていうか、ジミン！家は！？継がなくて良くなったの？』
JM「あー、俺、家出たんだ。」
な、なんと…！？
確かに高校の時から家を出たいって言っていたな。
ミン家に匹敵するほどの名家である、パク家。
その家の長男であるジミンは、なんというか、反骨精神がすごくて、高校生の時からいつかは家を出ると言い続けていた。
私達が通っていたのが、由緒ある金持ち高校だったこともあって、周りの生徒はそんなジミンに冷たかった。
けれども、成金成り上がりの家の娘で同じく周りから冷めた目で見られていた私は、彼ととても気が合って、高校時代ずっと一緒に過ごしていたんだ。
『有言実行かぁー。すごいなぁジミンは。周りの反対押し切って就職したんだ。それもこんな一流企業に！』
JM「まだまだ、首輪つけて飼われてるようなもんだけどね。」
『それでもすごいよ！』
そう言うと彼は、照れ臭そうに笑った。
笑った時に現れる糸目は健在で、なんだか懐かしい気持ちになってしまう。
JM「あ！それより！
Aの家、大変だったんでしょ？俺、ニュースで見て何度も連絡したんだよ。なのに携帯も繋がらないし、家に行ってももぬけの殻だし…。」
『あはは。本当に急だったからさぁー。速攻で差し押さえで家追い出されて、携帯も止められちゃったよね…。』
話してて自分でもいたたまれなくなる。
それよりも、私の話を聞いて、自分のことのように瞳を潤ませて辛そうな顔をするジミンが見ていられなくて、
『あ！でも今は大丈夫！ある家に面倒見てもらってるからさ！いや〜ラッキーだったよ！』
JM「ある家？…どこ？」
つい、余計なことまで話してしまった。
『あ？あー。…あ？』
JM「はぐらし方下手か。どう言うことだよ。」
無かったことにしようとした私を、逃す気なんてさらさらないらしいジミンに、問い詰められて冷や汗が出る。
『ごめん、ジミン。訳あって詳しくは言えないけど、とにかく今ちゃんと暮らせてるからさ。会社も…その家からやり直すチャンスをもらってる。』
喋ってもいいギリギリのところまでを話した私を見て、一度ため息をつくと、心底心配そうな顔をする。
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ミロ(プロフ) - マミさん» マミ様 初めまして！コメントいただきありがとうございます(o^^o)優しいお言葉うれしくおもいます！テヒョンさん推しなんですね！正直まだ誰とどうなるか決めていないのですが、マミさんに楽しんでいただけるよう、頑張りますね(*^^*)これからもよろしくお願いします！ (2019年3月25日 21時) (
レス) id: 166caf4964 (このIDを非表示/違反報告)
マミ(プロフ) - はじめまして！日々更新を楽しみにまってます！とても面白くて続きが気になって…こらからも楽しみにまってますのでよろしくお願いします。推しがテヒョンなのでテヒョンに落ちたらいいななんて読みながら夢見ています笑 (2019年3月24日 8時) (レス) id: 473b201d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - MGさん» MG様 キム家の時から優しいお言葉ありがとうございます…！活力だなんて、本当にもったいない限りですが、飛び上がる程嬉しいです(#^.^#)これからも少しでも楽しんでいただけるように頑張りますね！また寒くなりそうですが、MG様も風邪など気をつけてくださいね。 (2019年3月22日 20時) (レス) id: 166caf4964 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Aine Kakehiさん» Aine Kakehi様 しっくりきてますか？よかったぁぁあ！！( ；∀；)そして、優しいお言葉心に染み渡りました…！！楽しんで書く！大事ですね(;_;)皆さんに楽しんでもらえて、自分もわくわくできるようなお話が書けるよう頑張ります！ありがとうございます！(*^ω^*) (2019年3月22日 20時) (レス) id: 166caf4964 (このIDを非表示/違反報告)
MG(プロフ) - キム家完結おめでとうございます。日々沢山の癒しを頂きました。そして、新作も又とても素敵なお話で、日々のドキドキが増えて本当に幸せです。ミロさんのお話は、毎日の活力だと思っております！お身体に気を付けて、日々お過ごしくださいね。 (2019年3月22日 2時) (レス) id: 119da51637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年3月14日 21時
