ガラス越しの世界 ページ7
ぎゃああああああ!!!
JK「うるさい」
JM「何が?」
JK「いや…」
心のなかで思い切り叫んだ私をキッとにらみつけるジョングク君。
だけんどもそんな可愛いプク顔なんて気にならない!
ウェイター姿がめちゃくちゃ似合ってるのは当たり前なんだけどそれ以上に!!
『め、メガネ〜っ』
JK「なんだよ」
見慣れない丸メガネをかけたジョングク君がもう、どストライクすぎてたまらんのだ!!
『なんで!?なんでなんでメガネ!?』
JM「Aうるさい」
TH「確かにめずらしいよね」
JK「…なんでもいいでしょ?」
はー!かっこいいよ!
あんまり見すぎたせいか俯いてしまったジョングク君は、綺麗にセットされた髪が気になるのか前髪をいじいじ触って衣装班を泣かせている。
『じゃ、もうそろそろお客さん来るし、がんばろうね!』
こうして。
私達の文化祭は始まった。
とまぁ、張り切ったわけだけども。
『忙しい!!』
JM「A次これ2番テーブル運んで」
『ぎぃいいっ!』
JM「はよいけ」
さすが美男美女の揃ったうちのクラス。
ありがたいことに朝からずーっと満員御礼。
午前、午後で接客は入れ替わることになってて、ここはうちはごはんものも扱うカフェだから午前の部は暇かな?なんて思っていたのにとんでもない。
ちなみにジミン、テヒョン君、私が午前の部で、チェウォン、ジョングク君が午後の部。
模擬店回ってくるわ〜とでかけた午後の部の二人を見送りながら羨ましくて目から血の涙が溢れた。
それにしても。
「あの、こっち注文いいですか?」
「はい」
「あなたじゃなくてそこの金髪の…」
TH「はい?」
お前じゃねえよと追い払われたクラス委員のユジュン君の代わりに女の子3人組のテーブルに向かうテヒョン君。
TH「ご注文は?」
「「「(わぁぁ)」」」
アイドルも尻尾巻いて逃げ出すレベルの美しい笑顔をおみまいされ、ふにゃふにゃと骨抜きになる女の子たちを尻目に、キム・テヒョン恐るべしと思いながら二刀流でテーブルを拭き上げていく。
テヒョン君もジミンもひっぱりだこで、私もがんばらなきゃと次のお客さんを迎えに行くと。
『チェウォン!ジョングク君も!』
CW「やっほー」
入ってきたのは見慣れた二人だった。
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ミロ(プロフ) - ももなさん» ももなさん!私も大好きですよ!(o^^o)少しでもあったかい気持ちになってもらえてたら幸せです!(TT) (2020年10月23日 23時) (レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - キム・カズさん» 私も大好きです!!! (2020年10月23日 23時) (レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - キム・カズさん» カズしゃん!この主人公心の声もガバガバなんでちょっと尊敬しています笑読んで下さりありがとうございます(>人<;) (2020年10月23日 23時) (レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ももな(プロフ) - 大好きですミロさん!!!!本当にミロさんのお話は全部あったかいです(TT) (2020年10月22日 0時) (レス) id: 01ec482e54 (このIDを非表示/違反報告)
キム・カズ(プロフ) - みろしゃん…もう大好き!!主がクラスの女子に好かれてる感じも好きだし、あんまり怯まない主好きっす!! (2020年10月19日 1時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2020年10月18日 18時