高校生活の一大イベント ページ2
意外と黒。とか似合いそうな気がする。
だけど、校内にあるテテファンクラブの皆は金髪でまるで王子様みたいなテヒョン君が素敵！って言うんだもんな。
『テヒョン君はやっぱり金髪が似合うよ』
TH「そう？」
テヒョン君の写真、ファンクラブの子達に売ったら荒稼ぎできそうだななんて考えていると、セジン先生が立ち上がり、黒板にでかでかと書いた文字にハッとする。
わ、もうそんな時期か！
「文化祭についての諸々。さあ決めなさい俺は寝る」
そう言って、完全放棄で椅子に座って居眠りを始めたセジン先生をまじかよ。って見つめていると、ばちっと目が合って、実行委員はイ・Aなと言われて椅子から転げ落ちそうになった。
嘘でしょ！！
・
『あー、もういきなり忙しい〜！！』
セジン先生に大役を任されてしまったせいで、私ののんびりとして平穏な学校生活は一気に忙しくなった。
２年生は毎年模擬店をやることになっていて、うちのクラスはカフェをすることになった。
カフェで働いてるからって責任者まで任せられて、メニュー決め、衣装決め、配置決めと仕事が盛り沢山だ。
JM「A、何か手伝うことない？」
『ジミン』
職員室に去年の模擬店の資料を取りに行く途中、部活中のジミンに出くわした。
ミルクティー色の髪をちょんまげにしたあざと可愛い幼なじみ。
『大丈夫。後夜祭でなんか演目するんでしょ？練習頑張りなよ』
JM「うん。あんま無理しないで誰か頼りなよ？」
わかった。と頷くと、ちょっと笑って体育館に戻っていったのを見る限り、私の姿を見てわざわざ駆け寄ってきてくれたのかな？
…優しいな。
ほこほこしながら職員室に入ると、ドサッと渡された資料の多さにほこほこはどっかに飛んでいってしまった。
「扉を足で開くなー」
『さーせん』
両手で資料を抱えて外に出ると、ふいに軽くなった手元。
『え。テヒョン君！？』
TH「やっと見つけたよ」
資料全部を私から受け取り、すたすたと歩いていくテヒョン君の後を慌てて追いかける。
『ねぇ、重いでしょ！私が持つからいいよ。ちょうだい！』
TH「…」
『ちょうだいっ！』
TH「…」
両手を広げる度にぷいっとそっぽを向いてしまうテヒョン君は、渡すつもりなんてさらさらないらしく、長い足を動かしてさっさと行ってしまう。
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ミロ(プロフ) - ももなさん» ももなさん！私も大好きですよ！(o^^o)少しでもあったかい気持ちになってもらえてたら幸せです！(TT) (2020年10月23日 23時) (
レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - キム･カズさん» 私も大好きです！！！ (2020年10月23日 23時) (レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - キム･カズさん» カズしゃん！この主人公心の声もガバガバなんでちょっと尊敬しています笑読んで下さりありがとうございます(>人<;) (2020年10月23日 23時) (レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ももな(プロフ) - 大好きですミロさん！！！！本当にミロさんのお話は全部あったかいです(TT) (2020年10月22日 0時) (レス) id: 01ec482e54 (このIDを非表示/違反報告)
キム･カズ(プロフ) - みろしゃん…もう大好き！！主がクラスの女子に好かれてる感じも好きだし、あんまり怯まない主好きっす！！ (2020年10月19日 1時) (レス) id: 2561bedadd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年10月18日 18時
