テヒョン君のお友達 ページ40
じっと私を見つめる視線はテヒョン君のものだけじゃない。
彼のもとに集まってきたイケイケ集団達も、じーっと私のことを値踏みするように見てる。
気まずくてたまらなくて、ヘラっと笑ってみると、トレッドのにぃちゃんがガッとテヒョン君に抱きついた。
「良かったな！テヒョン！お前やっと恋できたんか！」
TH「うわー」
見た目に反して熱いにぃちゃん。
ねぇちゃん達も、いいなーってひとしきり私のほっぺたを弄んで全員一緒にそのままお店を出ていった。
TH「ごめんね。びっくりしたでしょ？」
『あ、うん。びっくりしたけどいいひと達だったー』
あんな明るいひと達大好きだなって、笑って首を振ると、ぐっと顔を近づけたテヒョン君に高速の瞬きを繰り返す。
TH「ねぇ。さっきの…」
『ああ、冗談でしょ？さすがに分かってるよ。心配しないで！』
勘違いなんかしないからさ。
TH「いや…」
『でも学校ではだめだからね。学校でそんなん言われたら私テヒョン君のファンに殺されちゃいますわ！』
うけけっと笑ってテヒョン君の肩を叩くと、世紀末みたいな顔してため息をつかれた。
しばらくすると今日の参加者達が集まってきて、私達がついたテーブルも人が埋まりつつあった。
多分、皆年上かな？
「そこ、空いてる？」
『あ、はい』
入れ墨だらけの強そうなお兄さんに声をかけられて頷くと、
「すみません、その子連れで」
お兄さんが座る前に、今やってきたらしいジョングク君が断りを入れて、そのままストンと私の隣に腰を下ろした。
『ジョングク君、おつかれー』
JK「ん」
あ。そういや私さっきジョングク君のこと怒らせたんだっけ。
まだ怒ってるかな？
隣座ったし怒ってないかな？どうかな？
気にするA。
しかしながらその横顔から彼の感情は読み取れなかった。
JK「ぶっ」
『たはー』
JK「何でナレーション式？」
ゲホゲホっと咳き込むながら笑うジョングク君に、私もにやりとした。仲直り出来たってことでいいかな？
それにしても。
歓迎会とは名ばかりのもので、それを名目にただ飲みたいだけの会だったよう。
一時間としないうちに周りの人達はほとんどお酒で出来上がっていた。
酔っ払った先輩たちが次々にお酒を勧めてきたけれど、両脇の二人がうまく交わしてくれるおかげでちゃんとソクジン先輩との約束通りジュースオンリーの時間を過ごせている。
JN「おーい、Aちゃん！」
お。噂をすれば。
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ミロ(プロフ) - ぺんぎんみなり。さん» ありがとうございます！少しずつ進めていってるので早くこちらにも載せられるように頑張りますね！(o^^o)嬉しいお言葉をありがとうございます！(TT) (2020年9月26日 22時) (
レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎんみなり。(プロフ) - colorful、たくさんの展開にドキドキしながら読ませてもらってますっ！Twitterをやっていないので、完結して、こちらでも読めるようになるように待ってます！ミロさんのペースでゆっくり頑張ってください。 (2020年9月13日 7時) (レス) id: 0f0b607e0f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - hirotdmさん» 優しくて暖かいお言葉をありがとうございます。2章必ず完結させてここに持ってきますので、少しお待ちいただけると嬉しいです。頑張ります。本当にありがとうございます！！ (2020年9月10日 15時) (レス) id: b1cdd73458 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - りんごさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！(＞＜)2章も頑張りますので、宜しくお願いします！(o^^o) (2020年9月10日 15時) (レス) id: b1cdd73458 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 楽しいお話をありがとうございました。ミロ様の作品は最高に面白くてどんどん引き込まれていきました。更新をこちらでお待ちしてます。楽しみにしているので必ず帰って来てくださいね！暫くのお別れは寂しいですが我慢して大人しく待ってます。 (2020年9月9日 15時) (レス) id: 55697896ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年8月20日 22時
