心配性な幼なじみ ページ4
どうして顔隠すんだろう。
すごく格好いいのに。
こんな顔毎日学校で見られたら幸せなのになぁ！！
『…あり？』
JK「…俺帰るわ」
TH「え？なんで？待って。俺Aちゃんと…」
JK「だめ」
TH「えー」
チョン・ジョングク君の腕を首に回されたテヒョン君がばいばーいとちょっと残念そうな顔で手を振り、2人一緒に部屋から出て行った。
JM「本当に人間の最低ラインの常識くらいは知り得てもらいたいよ」
『そんなにか』
CW「鼻息すごかったよ」
『また？』
違うんだって！
ほんっとうにあの人素晴らしいお顔してるんだって！
CW「でもさ、チョン・ジョングク君って一年の時はあんな暗い感じじゃなかったよね？」
JM「あー」
『え！そうなの！？』
CW「私隣のクラスだったもん。まぁ確かにそんな周りの子と話すタイプでもなかったけど、顔以外は普通の男の子って感じだったよ」
『ええ！羨ましい！元同クラの子達羨ましい！』
CW「ジミン仲良いじゃん。知らないの？理由」
JM「うーん…。俺には変わらず話しかけてくれるしなぁ」
『いらねぇマウントとってんじゃねぇよ』
JM「口の聞き方に気をつけな」
そっか。そうなんだ。
『じゃあ、また明日ね！
2人とも今年1年よろしくー』
CW「よろしく！」
JM「よろしくーって、お前は俺とおんなじ方向でしょうが」
『うへー』
すちゃっとBYEして去ろうとしたのに、ジミンに思い切り首根っこを掴まれる。
JM「あのさぁ」
『なーに？』
ほら。
長年の付き合いだからわかる。
さっきからジミンが何か言いたげにしてた事。
JM「あんま、面白半分でジョングクに関わらないでやって」
『え？何それどういうこと？』
JM「Aがジョングクの事を気にしてるのってただの好奇心でしょ？」
自転車をチリリと引きながら、なんだかちょっと困った顔をするジミンに首を傾げる。
『なんとなく気になって、友達になりたいなっていう気持ちでもだめなの？』
JM「…そうだよね。
Aの思考なんて単純明快だもんね」
よくわからないしなんか馬鹿にされてるけど。
ジミンがチョン・ジョングク君のことを心配していることは分かった。
春の風が吹く夜の道。
街灯に照らされた桜がひらひらと舞い落ちる。
それを目で追うジミンの視線を追うように花びらが地面に着地するのを見た。
ジミンを困らせたくないから、
チョン・ジョングク君と友達になるのは諦めた方がいいのかな？
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ミロ(プロフ) - ぺんぎんみなり。さん» ありがとうございます！少しずつ進めていってるので早くこちらにも載せられるように頑張りますね！(o^^o)嬉しいお言葉をありがとうございます！(TT) (2020年9月26日 22時) (
レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎんみなり。(プロフ) - colorful、たくさんの展開にドキドキしながら読ませてもらってますっ！Twitterをやっていないので、完結して、こちらでも読めるようになるように待ってます！ミロさんのペースでゆっくり頑張ってください。 (2020年9月13日 7時) (レス) id: 0f0b607e0f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - hirotdmさん» 優しくて暖かいお言葉をありがとうございます。2章必ず完結させてここに持ってきますので、少しお待ちいただけると嬉しいです。頑張ります。本当にありがとうございます！！ (2020年9月10日 15時) (レス) id: b1cdd73458 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - りんごさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！(＞＜)2章も頑張りますので、宜しくお願いします！(o^^o) (2020年9月10日 15時) (レス) id: b1cdd73458 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 楽しいお話をありがとうございました。ミロ様の作品は最高に面白くてどんどん引き込まれていきました。更新をこちらでお待ちしてます。楽しみにしているので必ず帰って来てくださいね！暫くのお別れは寂しいですが我慢して大人しく待ってます。 (2020年9月9日 15時) (レス) id: 55697896ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年8月20日 22時
