親なん？ ページ16
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チョン君が、イメチェンをした。
JM「気持ち悪いんだけど、おはよう」
『私はすこぶる気分いいよおはよう』
遅刻ぎりぎりで教室に入ってきたジミンが、わざわざ遠回りして私の席までやってきた。
そんな彼に、目だけはチョン君の後頭部に向けたまましっしっと追い払う仕草をすると、その手に噛みつかれそうになった。
『何するの！』
JM「こっち見ろよ！気持ち悪いなぁ」
チョン君、とっても素敵だよ！！！
心の中で大きく叫ぶと、ぎょっとした顔をして振り返ったイメチェンチョン君を見て、今度はジミンがぎょっとした顔をした。
JM「ジョングクに何かおかしなこと吹き込んだ！？」
『吹き込んでないよ！おかしなことって何！？』
JM「そもそもおかしなことしか言わないやつだったよお前は」
『このひと私のこと全然信じてないよ！』
昨日、私に信じるよって言ったくせに！
肩をぐわんぐわんと揺さぶられながらも、それでもチョン君から視線をそらさない私に目の前の男の顔が青ざめた。
JM「いいや。ジョングギに直接聞く」
『どぞどぞ』
可愛い笑顔でチョン君の前の席の子をどかし、チョン君の顔を心配そうに覗き込むジミンを見て何を見せられてるんだとクラス中が思っているであろうことを
強く思ってやった。
どかされた男の子めっちゃ気まずそうに棒立ちしてるけどね！
てかもう先生来てるから座らせてあげて欲しいよね！
そんな私の禍々しい視線に気がついたジミンがちっと舌打ちして自分の席に戻っていった。
あいつはチョン君の親なのか？
なんだあの慈愛にみちた目は。
元々そうなのか聞こうとテヒョン君を振り返ると、彼はまだ来ていなかった。
なんとなく窓の外を見てみると、
『あ』
ちょうど校門をくぐったテヒョン君があわわと走ってくる姿が見えて。
気づくかなと思って手を振ると、ん？って目を細めてからにこっと満面の笑顔を見せてくれた彼に、私の心の中の憎たらしいジミンが浄化された。
CW「ちょっと、折り入った話があるんだけど」
『ぬ？』
お昼休み。
なんだか真剣な顔をしたチェウォンがおべんとー片手に私の席までやってきた。
なんとなく教室じゃだめな気がして、出て行こうとすると、どこいくの？と話しかけてきたジミンにちょっと意味深な笑みを見せてやったら首を絞められた。
時間なくなるよー。とふんわりと笑うチェウォンに、クラス中の男の子達の心臓が鳴る音が聞こえる。
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ミロ(プロフ) - ぺんぎんみなり。さん» ありがとうございます！少しずつ進めていってるので早くこちらにも載せられるように頑張りますね！(o^^o)嬉しいお言葉をありがとうございます！(TT) (2020年9月26日 22時) (
レス) id: ffc43d4874 (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎんみなり。(プロフ) - colorful、たくさんの展開にドキドキしながら読ませてもらってますっ！Twitterをやっていないので、完結して、こちらでも読めるようになるように待ってます！ミロさんのペースでゆっくり頑張ってください。 (2020年9月13日 7時) (レス) id: 0f0b607e0f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - hirotdmさん» 優しくて暖かいお言葉をありがとうございます。2章必ず完結させてここに持ってきますので、少しお待ちいただけると嬉しいです。頑張ります。本当にありがとうございます！！ (2020年9月10日 15時) (レス) id: b1cdd73458 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - りんごさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！(＞＜)2章も頑張りますので、宜しくお願いします！(o^^o) (2020年9月10日 15時) (レス) id: b1cdd73458 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - 楽しいお話をありがとうございました。ミロ様の作品は最高に面白くてどんどん引き込まれていきました。更新をこちらでお待ちしてます。楽しみにしているので必ず帰って来てくださいね！暫くのお別れは寂しいですが我慢して大人しく待ってます。 (2020年9月9日 15時) (レス) id: 55697896ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年8月20日 22時
