まじか、刺されたんだけど ページ31
『あぁあ』
TH「誰だ？私の眠りを邪魔したのは。」
『…オッパ。もうお昼なるよ。』
布団の中でふざけるオッパを無視し、えいやぁっと布団を蹴飛ばし振り返ると、
「「え！！」」
お互いの姿を見て驚いて声を上げる。
【テヒョンオッパの場合】
『オッパ、その髪型！』
TH「Aこそどうしたの？」
「「次のMVのコンセプト。」」
『なんだぁ。
驚かそうと思ったのに、私だけじゃなかったんだ。』
残念と項垂れる私に、愉快そうに笑うテテオッパの髪は、私と同じように金色に染まっていた。
オッパの髪が日の光に当たってキラキラ輝いて、剥き出しの体でくしくしと目を擦る姿は本当に天使様みたい。
ん？
剥き出し？
『オッパさー、服くらい来なよ。
風邪ひきますよー。』
TH「いいの、これが俺の寝るときのスタイルなのー。」
まぁ、そっか。
それなら文句は言えないけど。
TH「それよりさぁ、次のコンセプト、俺とAは仲間だかんね。」
『え？』
TH「一心同体なの。
だから、仲良くしようね？」
『いつも仲良くしてるじゃないですか。』
裸体のままじりじりと近づいてくるオッパに、ベッドの上を尻で後ずさる。
悪い顔だ。
これは、私に悪戯する時の顔だ！
退避！
『うわ！何ですか！？』
TH「いいから。」
くるりと後ろを向かされてオッパの膝の上に抱っこされる。
そのままペロンと服をめくられて…
『ひあっ』
背中に何か触れたと感じた次の瞬間、ちくっとした痛みが襲う。
『ちょ、やだ…っ』
ゾクゾクッとして抵抗出来ずにいると、ちゅっと軽いリップ音がしてオッパが離れたのがわかった。
慌てて服を下ろしてオッパを睨む。
『刺しました！？』
TH「どちらかというと逆。」
『こわぁあっ』
TH「契約ですよ、Aさん。」
『なんの！？』
TH「俺から離れないって。」
『言われなくても離れたりしないのに。』
テテオッパは、独特の世界観があって、
たまにちょっぴり不思議なことを言う。
本当は色々考えてる人だから、彼の目に映る世界を私も見てみたいなぁとも思う。
なんて呑気なことを考えていると、
ドン！！
鍵を閉めたはずの扉が開き、
怒ったうさぎが顔を出す。
JK「テヒョンイヒョン、ちょっと話があります。」
TH「そいつはほんとに話だけかな？」
あーあ、
しーらない。
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ぷりんちょ - ミロさん初めまして！最近読み始めた者です。このシリーズ完全にはまり始めちゃってるこの頃何ですが、応援したいと思います.！頑張ってください〜！！ (2020年8月18日 10時) (
レス) id: 394a2dac63 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Bigloveさん» ユンギさんずるいですよねーーーーっ！って思ってもらえるユンギさんが書けるようになりたい今日この頃です(*^^*)2章も頑張りますね！ゆるゆるっと楽しんでもらえたら嬉しいです！！ (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ほのかさん» 私もほのかさん大好きだし、最高と思ってますよ(*^ω^*)ちゅ (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - abcさん» 読み直してくださるなんて！！嬉しいです！！(*^^*)幸せです！！(*^^*)ありがとうございます！！！ (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あられさん» 初めてのコメント…！すごく嬉しいです！ありがとうございます(*^^*)今、こんな状況なのでお休みで書きだめたりとかしちゃってます（笑）応援、すごく力になります！！これからも頑張れそうです！ありがとうございます！(о´∀`о) (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年4月4日 22時
