干物女【JM】 ページ4
ああいう子のことを、干物女って言うんだろう。
JK「ヒョンのえっち。」
「は？」
JK「そうやって意識する方が変態だと僕は思います。」
むすっと俺を睨むジョングクは、どういうわけか、あの干物女にめちゃくちゃ懐いている。
いや、俺だってAのことは可愛いよ？
でも、素直に可愛がらせてくれないのがあの妹なんだよね。
よれよれになったトレーナーがめくりあがった瞬間に見えた、ユンギヒョンと並ぶくらい真っ白な肌を思い出す。
JK「今、回想しましたね？」
「俺の脳内にまで踏み入ってくるんじゃないよ。」
JK「ヌナって無防備ですよねー。
僕時々心配になるんですよ。いつか悪い男に食べられちゃったらどうしよって。」
今の所危ない男ランキング1位に君臨するのはお前だよ。なんて思いながら、部屋に入った時のオフモードの彼女を思い出して少し笑う。
疲れたスウェットに、お団子にまとめあげられた髪。
分厚いメガネをかけたAの姿。
JK「ねぇ、ヒョン。」
「ん？」
JK「紫って僕、似合うかな？」
「お前はなんでも似合うよ。」
そんな彼女の姿も、マンネからしたら可愛くて仕方がないらしい。
Aの大好きなルイとかロイとかいう王子キャラの髪色に染めようとする弟に苦笑する。
JK「染めよっかな…」
「ジョングギはほんとに可愛いね。」
JK「何ですか？嬉しくないです。」
「。」
最近、俺に対しては生意気だけど。
『お待たせしやした！』
部屋から出てきたAは、さっきまで見てた人間とは思えない程に変わっていて、いつものことながら驚いてしまう。
小さな顔に、陶器みたいな白い肌。
くりっとした大きな目に小さいけど筋の通った鼻。
メイクなんてしなくったって、周りを圧倒する程の可愛さ。
『ちょ、あんま見ないでくださいよ。金とりますよ？』
「その性格どうにかしたら？」
『オッパも怒りっぽいところ直した方がいいです。
牛乳飲みなっせ。』
「え？暗に身長のこと言ってる？」
『オイラ、168センチあるだ！』
ジョングクの肩に腕を置いてほくそ笑むAの首に腕をかけると、セクハラー！と泣き喚く。
こんなもんでセクハラ？
馬鹿言わないでよ。
「久しぶりにAの泣き顔見たくなってきたかも。」
『…御免なさいでした。』
まぁ、生意気だけど、飽きないかな？
なんだかんだ可愛い、俺の妹。
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ぷりんちょ - ミロさん初めまして！最近読み始めた者です。このシリーズ完全にはまり始めちゃってるこの頃何ですが、応援したいと思います.！頑張ってください〜！！ (2020年8月18日 10時) (
レス) id: 394a2dac63 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Bigloveさん» ユンギさんずるいですよねーーーーっ！って思ってもらえるユンギさんが書けるようになりたい今日この頃です(*^^*)2章も頑張りますね！ゆるゆるっと楽しんでもらえたら嬉しいです！！ (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ほのかさん» 私もほのかさん大好きだし、最高と思ってますよ(*^ω^*)ちゅ (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - abcさん» 読み直してくださるなんて！！嬉しいです！！(*^^*)幸せです！！(*^^*)ありがとうございます！！！ (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あられさん» 初めてのコメント…！すごく嬉しいです！ありがとうございます(*^^*)今、こんな状況なのでお休みで書きだめたりとかしちゃってます（笑）応援、すごく力になります！！これからも頑張れそうです！ありがとうございます！(о´∀`о) (2020年5月1日 22時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年4月4日 22時
