ビッグダディは男前 ページ6
『えーと、じゃあ、先輩とこの子達の関係は？』
JN「この子達全員、僕の遠い親戚なんだけど、訳あって兄弟揃って路頭に迷っててね。それで、僕が引き取ったの。」
『な、なるほど。』
ケロッとした顔で、ケロッと言い放ったけれど、それって並大抵のことじゃない。
6人もの子どもを一気に引き取るなんて、なかなかできないことだ。
『どうして引き取ろうと思ったんですか？』
JN「え？だって、兄弟は皆一緒の方がいいでしょ？」
あっさりと言ってのける先輩を、好きだと思ってしまうのなんて当たり前のことでしょうが！！
思い返してみれば、先輩は、職場でいろんな人から慕われてるのにも関わらず、飲み会には参加せず、必ず定時で帰っていた。
全部この子達のためだったのか。
先輩の懐の深さにジーンと感動してしまう。
JN「と、いうわけで、この子達も一緒で良ければうちで暮らしてくれて僕は構わないんだけど…」
『本当にいいんですか？私みたいな余所者が入り込んでも。』
JN「もちろんだよ！むしろ…助かるんだ。」
『え？』
JN「もうすぐ大きなプロジェクトが始まるでしょ？そしたら僕も定時では帰れそうにないし、この子達を見ていてくれる人がいたら安心だから…。」
私とソクジン先輩は、同じ部署で、私は事務をしている。確かに事務は総合職の人と違って、定時に帰れるし、時間に融通がきく。
JN「もし、面倒を見てくれるなら、家賃も、食費もいらない！部屋はたくさん空いてるし！！
…どうかな？」
『そんな…家賃や生活費は払いますよ！』
JN「いらないよ！そうでしょ？」
そう言って片目を瞑ってみせる先輩に、まあこの人の稼ぎならそうか…なんて思ってしまう。
うちの部署のエース・キム氏といえば、目の前のこのお方だ。
『でしたら…
是非お邪魔させてください。』
HS・JM「「やったーーーーー！！」」
JN「ヤー！ソファーで跳ねたらダメでしょ！？」
さっきまで静かに私たちを見守っていた皆だったけれど、話が済んだ瞬間に暴れ出す。
HS「いえーーい！家族がふえた！！」
JM「たくさんあそんでもらおっと！
ヌナはなんておなまえなの？」
ジミン君にそう尋ねられて、初めて自己紹介がまだだったことに気づく。
『私は、Aっていいます。これからよろしくお願いします！』
かくして、私のイケメンパラダイスが始まったのです。(違う)
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o9o7xxxoo38(プロフ) - おかえりなさい♡！待ってました！うわーん！また読めるなんて嬉し過ぎるー♡ (2022年10月6日 13時) (
レス) @page3 id: d868b0826b (このIDを非表示/違反報告)
クルム(プロフ) - お帰りなさい！泣けるほど嬉しいです！！部長のファンより(*≧∀≦*) (2022年10月5日 2時) (レス) id: 1405743b47 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - こういう設定は見たことなくて新鮮で、しかも子供たちが可愛くて、ジンくんの魅力も伝わって、私は大好きになりました！これからも楽しみにしています！ (2022年4月29日 15時) (レス) @page50 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
わんだ - なんかこれ以上の神作品見つけられる気がしないなぁ (2021年10月16日 19時) (レス) @page2 id: 92c97a374e (このIDを非表示/違反報告)
Tula(プロフ) - このお話好きすぎて読むの3周目入りました笑。ミロさんのコメディ系大好きです。これからもお話楽しみにしてます！ (2020年7月29日 21時) (レス) id: a647559ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年11月28日 23時
