お節介ババアの失敗 ページ40
『ユンギ君！これ見て！』
YG「何…
ピアノ？」
『そう！これあげるよ！私もう使わないし！』
YG「…は？」
音楽室でユンギ君と話をした日、ピアノを習ったら？と聞いた私に、もう弾けるから。と答えたユンギ君。
作曲はたまに音楽室のピアノを借りてやっているらしい。
それは不便なんじゃないかと思い、お節介をした次第である。
TH「えーーー！ユンギヒョンいいなー！テテも欲しい！」
JK「ぐうも！」
『2人ともピアノ弾かないでしょう？ユンギ君、これどうする？部屋に持ってくならわたしが…』
YG「いらね。」
『え？』
想像とは違う反応に、驚いて彼の顔を見たけれど、すぐにそらされてしまう。
YG「こんなこと頼んでないだろ。」
JN「ユンギ、その言い方は…」
『あ、確かにそうだよね。…でもさ！』
YG「余計なお世話。」
突き放すようにそう言われ、リビングから出て行ったユンギ君を止めることなんて出来るわけもなく。
JK「…ヌナ？」
心配そうにわたしの顔を覗き込むジョングク君に、視界が滲んで行くのがわかり、歯をくいしばる。
『やー、ははは。本当に余計なお世話だよね。失敗失敗。』
JN「Aちゃん。」
ガサガサとダンボールを閉じようとする私の手を優しく掴んで止める先輩。
『こんな大きいものあっても邪魔だし、送り返さないと。
…だから、手、離してもらえないですか？』
いつもだったら、触れてもらってるだけで嬉しくて仕方ないはずなのに、もう今はただいたたまれなくて…。
それなのに、先輩は私の手を掴んだまま、首を横に振る。
JN「もう少しだけ待っててくれないかな？」
『でも…』
JN「ユンギ、照れてるだけだからさ。もー！本当に素直じゃないんだからー！！」
TH「そうなんだからー！」
腰に手を当ててプンスカする先輩。
それを真似してほっぺたを膨らませるテヒョン君に、少しだけ笑ってしまう。
JN「ここは、あいつの唯一のヒョンに任せて。」
そう言うと、そのままリビングから出て行ってしまった。
いいのかな！？
心配でおろおろしていると、
JM「だいじょうぶ」
そう言ってよしよし、と頭を撫でてくれるジミン君。
はぁ、もう天使なの？
TH「ヌナ、しかたないからこのピアノはテテがもらってあげるね。」
うん。
ぶれんなぁ。
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o9o7xxxoo38(プロフ) - おかえりなさい♡！待ってました！うわーん！また読めるなんて嬉し過ぎるー♡ (2022年10月6日 13時) (
レス) @page3 id: d868b0826b (このIDを非表示/違反報告)
クルム(プロフ) - お帰りなさい！泣けるほど嬉しいです！！部長のファンより(*≧∀≦*) (2022年10月5日 2時) (レス) id: 1405743b47 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - こういう設定は見たことなくて新鮮で、しかも子供たちが可愛くて、ジンくんの魅力も伝わって、私は大好きになりました！これからも楽しみにしています！ (2022年4月29日 15時) (レス) @page50 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
わんだ - なんかこれ以上の神作品見つけられる気がしないなぁ (2021年10月16日 19時) (レス) @page2 id: 92c97a374e (このIDを非表示/違反報告)
Tula(プロフ) - このお話好きすぎて読むの3周目入りました笑。ミロさんのコメディ系大好きです。これからもお話楽しみにしてます！ (2020年7月29日 21時) (レス) id: a647559ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年11月28日 23時
