ユンギ君の渋顔（大好物） ページ34
『先輩、いい加減泣き止んでくださいよ。』
JN「泣いてないよ！！」
『目、真っ赤ですよ？』
JN「コンタクトが合ってないの！」
先輩をからかいながら、次のユンギ君の教室を目指す。
ユンギ君は音楽室での授業らしい。
歌の発表とかかな？
もしそうだったらユンギ君恥ずか死ぬのでは？
やば、ちょっと…いや、かなり楽しみ！！
音楽室に入り、前の方の席で気だるそうに肘をついて座っているユンギ君を見つける。
誰も来ないと思っているからか、後ろの保護者達には全く興味がないようで振り向きもしない。
『全然気がつきませんね。声かけます？』
JN「いや、いつ気がつくか楽しみじゃない？」
ニヤニヤと笑ったその顔は、ホソク君がユンギ君に黙ってようと提案した時の顔にそっくりで、さすが血が繋がってるだけのことはある。
ユンギ君のクラスは笛の演奏の発表だった。
さてと。
JN「Aちゃん？なにそれ？」
『え？』
JN「いや、その…
でっかいカメラ何？」
『ユンギ君を撮るためのものですけど。』
ユンギ君は最高学年だから、特別に写真を撮ることが許されていた。
他の保護者の方も皆カメラや、スマートフォンを構えている。
JN「そんなでっかいカメラどこにあったの？」
『友達に借りました。』
自分の顔より大きいカメラを担ぎ直して答える。
このカメラの持ち主であるユリは、アイドルのマスターをやっている。撮り方も教えてもらったからバッチリだ。
JN「親バカ以上に親バカだね。」
慣れない手つきでカメラのピントを合わせる私の隣で、愉快そうにケラケラと笑う。
私ものすごく真剣なんだけども！
『何が面白いんですか。ほら、ユンギ君出てきましたよ！』
そうこうしてるうち、何人かの生徒と一緒に、ユンギ君が前へ出てくる。
こちらに向かって立った時に、やっと私たちがいることに気がついたようで、案の定「げっ」と、顔を歪めた。
その後、私の持っているカメラを見て、さらに顔をしかめていて、その表情が面白くて、思わず、ソクジン先輩と顔を見合わせて笑った。
先輩、頼ってください。（居候女の叫び）→←見よ、我らがキム・ナムジュンぞ！
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o9o7xxxoo38(プロフ) - おかえりなさい♡！待ってました！うわーん！また読めるなんて嬉し過ぎるー♡ (2022年10月6日 13時) (
レス) @page3 id: d868b0826b (このIDを非表示/違反報告)
クルム(プロフ) - お帰りなさい！泣けるほど嬉しいです！！部長のファンより(*≧∀≦*) (2022年10月5日 2時) (レス) id: 1405743b47 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - こういう設定は見たことなくて新鮮で、しかも子供たちが可愛くて、ジンくんの魅力も伝わって、私は大好きになりました！これからも楽しみにしています！ (2022年4月29日 15時) (レス) @page50 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
わんだ - なんかこれ以上の神作品見つけられる気がしないなぁ (2021年10月16日 19時) (レス) @page2 id: 92c97a374e (このIDを非表示/違反報告)
Tula(プロフ) - このお話好きすぎて読むの3周目入りました笑。ミロさんのコメディ系大好きです。これからもお話楽しみにしてます！ (2020年7月29日 21時) (レス) id: a647559ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年11月28日 23時
