会議室の秘密。なーんつって！ ページ12
『ま、間に合っ…た』
会社に着くなり、自分のデスクに崩れ落ちる。
勤務前だというのに既に疲労困憊だ。
YR「おはよう、A」
『ユリ〜。おはよう、今日も可愛いね。』
YR「Aは、なんか老けた？」
可愛い顔して毒舌な彼女は、会社の同期で大親友。
『まぁ、色々あったからね…。』
YR「ねぇ、本当にうちにおいでって。どんだけでもいてくれていいのに。」
『同棲したてのカップルの家に転がり込めるほど図々しくないよ私。』
YR「気にしなくていいのに。あ、A！ソクジン先輩来たよ！」
ユリの言葉に顔を上げると、部長、課長に続いて、入ってくる先輩と目が合う。
私に気づいたのか、一瞬にこっと笑ってくれて、先ほどまで0だった私のHPが一気に満タンまで上昇する。
よっしゃ！今日も1日頑張ろう！！
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
『ええ！？半年！！？…わかりました。』
オフィスの空き部屋に我が声が響き渡る。
今回の火事について、不動産屋に問い合わせをしたら、アパートの復旧に、少なくとも半年はかかるとのことだった。
うー。新しい賃貸探すかぁ〜。
でもいままで住んでた場所気に入ってたんだよなぁ。
悶々と考えていると、不意にドアが開き、ドアから中を覗き込む目と目が合った。
『ソクジン先輩！？』
JN「こんなところにいた！」
驚く私ににっこりと笑いかけると、私の隣の席に座る。
JN「朝、大丈夫だった？」
『あ、はい、なんとか…。』
JN「手かかるだろー？僕も毎日会社着く頃にはクタクタだったよー！」
なんてケラケラ笑ってる先輩の、そんな疲れた姿なんて一度も見たことがないぞ。
JN「それより…なんかあった？」
『え？なんでですか！？』
JN「なんか顔色悪いよ？」
『え！？あっはっはっ』
そう言って、頬杖をついて私の顔を覗き込む先輩の顔が美しいのなんのって。
笑ってごまかしたけど一瞬よだれ出た。
『あの、先輩！！』
JN「ん？」
勢いよく体ごと先輩の方に向けると、
当たり前のように身体を向けてくれる。
も、そういうところが本当に好き！！
と、今はそうじゃなくて、
『実は、前に住んでたアパートなら復旧までまだ半年くらい時間かかるみたいで。とりあえず短期で借りれる家探そうと思うので、見つかるまでは先輩のところでお世話になってもいいでしょうか！？』
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o9o7xxxoo38(プロフ) - おかえりなさい♡！待ってました！うわーん！また読めるなんて嬉し過ぎるー♡ (2022年10月6日 13時) (
レス) @page3 id: d868b0826b (このIDを非表示/違反報告)
クルム(プロフ) - お帰りなさい！泣けるほど嬉しいです！！部長のファンより(*≧∀≦*) (2022年10月5日 2時) (レス) id: 1405743b47 (このIDを非表示/違反報告)
JinJin?(プロフ) - こういう設定は見たことなくて新鮮で、しかも子供たちが可愛くて、ジンくんの魅力も伝わって、私は大好きになりました！これからも楽しみにしています！ (2022年4月29日 15時) (レス) @page50 id: 906ff65d51 (このIDを非表示/違反報告)
わんだ - なんかこれ以上の神作品見つけられる気がしないなぁ (2021年10月16日 19時) (レス) @page2 id: 92c97a374e (このIDを非表示/違反報告)
Tula(プロフ) - このお話好きすぎて読むの3周目入りました笑。ミロさんのコメディ系大好きです。これからもお話楽しみにしてます！ (2020年7月29日 21時) (レス) id: a647559ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年11月28日 23時
