人間関係とは ページ25
JN「イ・A!」
『ええ!?あ、はい!』
JN「来い!」
突然大きな声で呼ばれて振り向くと、ホソク主任や、何故か来ていたユンギさんに囲まれた部長がおーい!と手を振っているのが見えた。
『すみません、ちょっと呼ばれたんで。』
JM「あー、残念だなー。」
『ははは、ほんとに。』
んなわけあるか!
このタイミングで呼びつけてくれた部長には感謝の気持ちしかない。
JM「また遊んでね?」
『遊ばせてね?の間違いじゃ?』
JM「わかってるじゃん。」
頬杖をつき私を見上げる仕草は、可愛い以外の何者でもないけれど、やっぱり私にはたちの悪い悪魔にしか見えなかった。
早々にしてその場を去り、部長達の集まるシートに移動すると、既に出来上がっているユンギさんやホソク主任にさっそく絡まれてしまった。
YG「ホソガー。お前、Aは男だからなー。
本当に男なんだからなー。」
HS「ユンギヒョン、マジでめんどくさいです。
ジョングガ!悪いけど水持ってきてくんない?」
『俺、Aです。』
陽気なユンギさんに、半分寝てるホソク主任。そんな2人を楽しそうに見つめるソクジン部長の頰もほんの少し赤く染まっていた。
JN「こっち。」
『あ、失礼します。』
どこに座ろうか迷っていると、くいっと腕を引っ張られて、そのまま部長の隣に腰を下ろす。
JN「楽しめてる?」
『はい。
皆愉快で楽しいですとても。』
JN「テヒョンとはうまくやれてるの?」
『んー、
ぼちぼちですかね。』
JN「つまりよほどうまくいってないと。」
『…』
図星すぎてズン、と肩を落とした私を見て、部長はあっひゃっひゃ!と何がおかしいのかケラケラと笑う。
JN「人間関係をうまく構築するコツを教えてやろうか。」
『そんなのあるんですか。』
JN「もちろん。
Aはテヒョンとどうなりたい?」
『どう?
うーん。
できるなら、テヒョン先輩にとって信頼できる後輩になりたいです。』
JN「なるほど。
それなら…
今日からそんな後輩になればいい。」
『…
は?』
これでオッケー万事解決と膝を掌で打つ部長に開いた口が塞がらない。
『なればいいって。どうやって!?』
JN「お前ね、
何考えてるかわからない人間ほど信頼できないやつはいないでしょ?
だからもう、全部腹の内を見せること。」
『えー』
JN「お前のその気持ちは、相手に伝えてもいいものだろ?」
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ミロ(プロフ) - ガムさん» ひぇぇえ!そんなに褒めてもらえて恐縮です(>人<;)でもすごくすごく嬉しい!!ありがとうございます!(*^^*)最後まで更新頑張りますね!(^^) (2020年4月29日 9時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ガム(プロフ) - 久しぶりにめちゃくちゃ最高な作品を見つけました。ちゃんとキュンキュンして、笑えて、すごい素敵なラブコメディーです!!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年4月22日 1時) (レス) id: 10c5a3095c (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Bigloveさん» 年齢層気になるんですよねたまに…(笑)終わり方良かったですかー!?嬉しいです!!第二章はもっと恋愛ネタが書けるようにしますね!それから寮父も出したい…(笑)続きも頑張るので、どうか見守ってやってくださいっ!! (2020年4月4日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ナツarmyさん» 尊敬だなんて…とんでもございませんが、テテペンさんなんですね?(o^^o)この先も楽しんでいただけるよう頑張るんで、またお付き合いいただけるとうれしいです!いつも暖かいお言葉をありがとうございます!(*^^*) (2020年4月4日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - kinoko5872さん» お返事遅くなり申し訳ありません。私、語彙力がないので、言葉で遊ぶようにしてるのですが、そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです!!(//∇//)これからも更新頑張ります!kinoko様もどうかお体ご自愛くださいね(;_;) (2020年4月4日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2020年2月27日 22時