大事な行事らしいよ ページ21
『ちょっと、ジョングク？』
JK「…」
さっさと歩くジョングクは、ずーっと私の腕を掴んでいて。
まぁ一応、男同士なわけだから、すれ違う人たちが少しぎょっとした顔で見てくる。
ジョングクはそういうの気にならないのかな？
ほんと、意外と人懐っこい子だったな。
HS「おー、遅かったな2人とも。」
『すみません、主任。資料は…』
HS「資料ならテヒョンから預かってる。
それで、早速次の仕事をお願いしたいんだけど…。」
『なんでしょう？』
HS「非常に大切な仕事だから、心してかかってほしい。」
神妙な面持ちで私の肩に手を置くホソク主任。
なんかちょっと顔笑ってるけど？
『わかりました。
それで、一体俺は何をすれば…？』
＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
JK「さっむっ！」
『ねー。』
固まって震える私とジョングクの目の前にひらひらと舞い降りてきたのは桜の花びら。
見渡せば、私達と同じようにレジャーシートを敷いてその上で震える新米社員らしき人達が数組。
JK「そんなに場所取りって大事！？」
『営業二課はこの４月のお花見に命かけてるらしいよ。』
そう。
私達が頼まれたのは、本日行われるお花見大会の場所取り。
桜が綺麗に見える場所を適当に選び、シートを敷いて場所を確保できたのはいいものの、４月といったって夜はまだまだ寒い。
先輩達が来るまでまだ1時間くらいあるかな？
JK「ちょっと俺なんか飲み物買ってくる。適当で良い？」
『あ、うん！ありがと！』
寒そうにしながら、歩いて行くジョングクを、道行く女の子達がちらちらと見つめている。
かっこいいもんね、ジョングク。
イケメンは得よなぁ。なんて思いながら見つめていると、
『えーっと…？』
「あの、
…こんにちは…っ」
もじもじと恥ずかしそうにした女の子が2人、ブルーシートの傍に立ち、私を見下ろしていた。
『こんにちは。
寒いですね。そんな薄着で大丈夫ですか？』
「！！
だ、大丈夫です！
あの、お兄さんこそ寒そうだなと思って…っ」
お兄さん！？
と一瞬びっくりしたけれど、そうだ、そう。
合ってるよ、それで。
「これ、使わないんで、あげます！」
『え？
いやいや、君達も場所取りでしょ？悪いよ…。』
「いいんです！！」
顔を真っ赤にした女の子が差し出してくれたのは、ピンクの可愛らしい毛布。
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ミロ(プロフ) - ガムさん» ひぇぇえ！そんなに褒めてもらえて恐縮です(＞人＜;)でもすごくすごく嬉しい！！ありがとうございます！(*^^*)最後まで更新頑張りますね！(^^) (2020年4月29日 9時) (
レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ガム(プロフ) - 久しぶりにめちゃくちゃ最高な作品を見つけました。ちゃんとキュンキュンして、笑えて、すごい素敵なラブコメディーです！！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月22日 1時) (レス) id: 10c5a3095c (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Bigloveさん» 年齢層気になるんですよねたまに…（笑）終わり方良かったですかー！？嬉しいです！！第二章はもっと恋愛ネタが書けるようにしますね！それから寮父も出したい…（笑）続きも頑張るので、どうか見守ってやってくださいっ！！ (2020年4月4日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ナツarmyさん» 尊敬だなんて…とんでもございませんが、テテペンさんなんですね？(o^^o)この先も楽しんでいただけるよう頑張るんで、またお付き合いいただけるとうれしいです！いつも暖かいお言葉をありがとうございます！(*^^*) (2020年4月4日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - kinoko5872さん» お返事遅くなり申し訳ありません。私、語彙力がないので、言葉で遊ぶようにしてるのですが、そんな風に言っていただけて本当に嬉しいです！！(//∇//)これからも更新頑張ります！kinoko様もどうかお体ご自愛くださいね(;_;) (2020年4月4日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2020年2月27日 22時
