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あれ？
驚いた顔で目をぱちくりさせるジョングクさんは可愛いけれど、心のシャッターだけを押して今は我慢する。
『最近、ストーカー行為に迷惑してるって。
Big Hitの社員として、私もあなたを守る立場にいますので。』
JK「何、それ。
俺はただ、あんたと…」
「グク…？」
JK「っ」
『…！』
背後から聞こえた声に振り向くと、見知らぬ女の人が立っていた。
「誰なの？その女は。」
JK「…？あなたは？」
「誰なのよ！その女！！！」
突然、狂ったように大声を出したその人に、慌てて二人の間に割り込むようにしてジョングクさんの前に立つ。
JK「ちょっと、何してるの！？」
『引っ込んでてください！あなたに何かあったらファンが悲しむでしょう！』
「なんでそんな女…、グクのことを一番近くで見てるのは私でしょう！？」
間違いない。
この人、ジョングクさんのサセンだ…！
『あなた…、この人のファンなんでしょ？だったら好きな人を困らせ…ない方がいいと思いません？あは。』
「殺してやる。」
完全にぶちぎれたらしいその女性が懐から取り出したナイフを見て冷や汗が流れる。
「手に入らないなら…いっそ居なくなって…」
『っ！下がって！！』
JK「Aさん…！」
ドンっという衝撃を感じ、辞世の句を読みつつも、推しを守って死ぬなんて、ヲタク冥利に尽きるな。なんて我ながらアホなことを考えた。
っていうか、
『痛くない…？』
恐る恐る目を開けると、ある意味私は天国に居た。
JK「…、
まじで馬鹿なの…？」
『ジョ…ングクさん…？」
彼を守るように立っていたつもりが、反対にジョングクさんが私を庇うようにして抱きしめてくれていた。
ハッとして女の方を見ると、
「…っ、離して！！」
「大人しくしろ！！」
騒ぎに気がついたらしい警備員に羽交い締めにされていた。
『なんで…私のことなんか庇ったんですか？』
私からゆっくりと体を離したジョングクさんに問いかけると、彼はホッとしたような表情を見せ…
JK「あんたがいないと、社員食堂が回らなくなるからに決まってるじゃん。」
と、おっしゃったのだった。
…あ、そゆことね。
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ミロ(プロフ) - nanaさん» まじですか？？嬉しいなぁ！！ありがとうございます！(*^^*) (2020年2月1日 16時) (
レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - にーなさん» とんでもないです！！(//∇//)ありがとうございます！(´∀｀*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 最高です泣 (2020年1月25日 20時) (レス) id: 1c8c31250d (このIDを非表示/違反報告)
にーな - ほんとうに天才ですね！！！ (2020年1月11日 16時) (レス) id: f81ba2038e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Miyuさん» Miyu様 キミが〜読んでいただけたのですね？すごくすごく嬉しいです(＞人＜;)彼らの台詞ってなんだか私の中で勝手にイメージがあって（笑）でもそれを好きになっていただけて感激しております！暖かいお言葉でこれからも頑張れます！ありがとうございます！ (2020年1月6日 23時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月29日 21時
