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ジョングクさんが熱を出して倒れた日から、なんとなく彼を避け始めて数日がたった。
相変わらず社員食堂に顔を出してくれる彼の注文も他の人にお願いするようにしたし、出来るだけ厨房にこもるようにした。
情けないけど、今は彼に会うのが怖かった。
何か言いたげにしてる彼の様子には気づいていたけれど、
今はいつもの彼の憎まれ口にでさえ、耐えられる自信がなかったのだ。
そんな日々を送るうちに、前々から楽しみにしていたBTSの韓国公演日がやってきた。
もやもやとした気持ちを抱えていた私はこの日をずっと楽しみにしていて、
必死になって手に入れたチケットを握りしめ、コンサート会場へと向かった。
・
会場に入り、ステージから程よく離れた席に座る。
近すぎると、彼らに気づかれてしまう可能性があるから。
まぁ、きっと近くても私なんか目に入らないとは思うけど、一応。
程なくして、たくさんの歓声に迎えられ、BTSのメンバーが登場した。
揃ったダンス、きれいな歌声、力強いラップ。
７人が７人素敵な魅力を持った彼らだけど、どうしても私の視線はただ一人だけを追ってしまう。
JK「ARMY！！今日は来てくれてありがとう！！！」
会場中を見渡して笑顔を届ける彼は、どこからどう見ても完璧なアイドル。
私がジョングクさんのファンになったのは、社員食堂で働きだしてから少し経ってからだから、実は普段の冷たい彼の方が私にとっては馴染みのある彼の姿だったりする。
だからかな？
アイドルとして輝く彼の姿を見て、寂しいと思ってしまうなんて。
今までそんな風に思ったことなかったのに。
こっち、向かないかな。
向いて欲しい。
いつもの蔑んだような目でも、ちっとも優しくない顔でもいいから。
私を見てはくれないかな。
『ジョングクさん…っ』
思わず彼の名前を口に出した次の瞬間、
目が合ったような気がしたのは、気のせいだろうか。
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ミロ(プロフ) - nanaさん» まじですか？？嬉しいなぁ！！ありがとうございます！(*^^*) (2020年2月1日 16時) (
レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - にーなさん» とんでもないです！！(//∇//)ありがとうございます！(´∀｀*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 最高です泣 (2020年1月25日 20時) (レス) id: 1c8c31250d (このIDを非表示/違反報告)
にーな - ほんとうに天才ですね！！！ (2020年1月11日 16時) (レス) id: f81ba2038e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Miyuさん» Miyu様 キミが〜読んでいただけたのですね？すごくすごく嬉しいです(＞人＜;)彼らの台詞ってなんだか私の中で勝手にイメージがあって（笑）でもそれを好きになっていただけて感激しております！暖かいお言葉でこれからも頑張れます！ありがとうございます！ (2020年1月6日 23時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月29日 21時
