episode 37 ページ39
TH「…、
俺、勘違いしてたみたい。」
『…え？』
TH「俺達が、Aにとっての毒だと思ってたけど…違うね？
Aの方が、よっぽど毒だよ。」
『どういうこと…
あっ』
TH「…ダメだと思っても欲しくなる。」
するすると私の服をたくし上げるテヒョンさんに、抵抗しようともがくけれど、両手とも彼の片手に掴まれて、なす術もない。
お腹に触れた彼の冷たい手にびくりと体を揺らすと、その反応を楽しむかのようにして、今度は首筋に吸い付いて音を鳴らす。
『テヒョ、さん…っやめて…』
TH「やだ。
あー、ていうか、そんな可愛い顔して抵抗したって無駄だよ？」
『そんな顔…っ』
TH「�犹纏��瓩慮紊蓮△燭世任気�抑えがきかないのに…」
『んっ』
彼の唇が鎖骨に触れ、次の瞬間、チクッとした痛みを感じる。
脇腹、腕、と順に唇を滑らせた後、ペロリと唇を舐めて、それから手慣れた手つきで私の服を脱がせてしまった。
キャミソール一枚になって、思わず自分を抱きしめるようにすると、肩口に付けられた赤い印が目に入って、その途端にそこが熱を持った。
TH「ねぇ、俺。
Aが欲しい。」
『私は…、
だめ。あげられないです…』
TH「なんで？」
心底不思議だというように目を見開く彼に、私の方がおかしいのかとすら思ってしまうから、怖い。
黙った私ににっこりと微笑むと、キャミソールの肩紐を指に巻き付けて遊ぶ。
その仕草ですら、官能的で。
だけど、
TH「にてしても、子どもっぽい下着。」
『…なっ』
TH「まぁ、予想はしてたけどAって経験ないよね？」
『っ、』
バシン！！！
気づいた時には、
片手はヒリヒリと痛んでいて、目の前の美しい青年は、赤くなった頬をそのままにして、ただひたすらに驚いた顔をして私の顔を見つめていた。
その隙に、腕まで落ちていたキャミソールの紐を持ち上げ、シーツをかき集めてテヒョンさんとの間に壁を作る。
TH「…びっくりした…
叩かれたのなんて、はじめてなんだけど。
ひどくない？」
『テヒョンさんが悪いんじゃないですか！』
ひどい。と言いながらも少しも怒ったそぶりを見せない彼の様子は、普通に怒られるよりもむしろ怖い。
TH「悪いの？どうして？」
『…前は怖がったらやめてくれたのに…』
TH「…それもそうだね。」
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ゆろ(プロフ) - ミロさんの作品を見てBTSが気になってきたんですが、まさか∞のことも好きだなんて……！パチアパいいですよねー。応援してます！ (4月23日 15時) (
レス) @page2 id: 50914b05a6 (このIDを非表示/違反報告)
えるさん(プロフ) - 最近BTSを知って好きになったエイターなのでパッチのオマージュが読めて本当に嬉しいです！ミロさんの作品どれも大好きです！ありがとうございます！ (2020年9月5日 23時) (レス) id: d80776b0b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミミネコさん» 主人公とメンバーが少しずつ心通わせてく過程を書くのが一番好きなのです(*^^*)上手くかけてるかは置いておいて（笑）もったいないほどのお言葉をありがとうございます！(*^_^*) (2020年1月30日 23時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
ミミネコ(プロフ) - 面白すぎて読む手が止まりません！登場人物同士の距離感や心の動きなど巧みに描かれていてもう作者様の才能に脱帽です！！ステキな作品をありがとうございます！これから二章楽しんで来ます (2020年1月26日 23時) (レス) id: edccac2928 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ?さん» わぁ！そうなんですね！(*´∀｀*)やはり、一度エイターだったら、ぱっちは避けられませんよね…！（笑）あの世界観に近づけるよう頑張ってお話書いていくので、また読んでいただけるとうれしいです！！ (2020年1月11日 14時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月1日 21時
