episode 15 ページ17
動かないシュガさんに、痺れを切らしたジョングクさんが彼の持つ拳銃を奪い取ってテジュンの額に突きつけた。
SG「やめろ、ジョングク。」
JK「やめないよ。」
JH「おい、ジョングガ。落ち着けよ。」
止めようとする2人の言葉を跳ね除けるように首を振るジョングクさん。
JK「こいつはヒョンのことを傷付けた。
絶対、許さない。」
「ひぃっ！」
SG「だめだ。」
JK「っ、なんで！」
SG「お前は、許されてないだろ？」
JK「っ、」
シュガさんの言葉に、ピクリと肩を揺らしたジョングクさんが、ゆっくりと上げていた腕を下ろす。
JN「ああ、やっと見つけた！」
『！ジンさん！ジミンさん！』
息を切らせてやってきたのは、私達を見てホッとしたような顔をしたジンさんと、
JM「ジョングク…？」
糸が切れたようにその場に立ち尽くすジョングクさんに、心配そうにかけ寄るジミンさん。
JN「シュガ。
珍しいね、お前が手を下さないなんて。」
SG「別に…」
JN「まぁ、いい。
今回はもう少し平和的な解決が出来そうだから。」
にっと笑ったジンさんが、そのまま視線を私に移すと申し訳なさそうに眉を垂らす。
JN「いい、カモフラージュになると思ったんだけど…
ごめんね、思った以上に君を巻き込んじゃったみたい。」
そう言って、私の肩を軽く叩くと、ツカツカと呆然としたまま突っ立っていたテジュンの元へと歩いていった。
JN「お察しかと思うけど、俺たちは��butterfly�瓠�
依頼人からあなたを消すように頼まれてきたわけだけど、心当たりはありますか？」
「そんなもの…ない。」
JN「そう。
今回の、大型ショッピングモールを含めたこの町の都市計画化。かなり無理やり進めたみたいですね。
…最後まで反対する住人達の声も無視して。」
「…」
JN「まぁ、その程度ならよくある話だよ。
だけど、お前は違う。」
「っ！」
どんどん顔色を悪くするテジョンに、手に持っていた書類を彼に叩きつけたジンさん。
「…っ、なんだ、これは！？」
JN「読んでください。」
その中の1枚を拾い上げたテジョンの手が、少しするとガタガタと震えだす。
JN「反社会勢力と繋がってるあんたが、この土地を手に入れて何をしようとしてたかなんて大体想像できますよ。」
SG「…麻薬売買か…」
『っ、シュガさん！！』
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ゆろ(プロフ) - ミロさんの作品を見てBTSが気になってきたんですが、まさか∞のことも好きだなんて……！パチアパいいですよねー。応援してます！ (4月23日 15時) (
レス) @page2 id: 50914b05a6 (このIDを非表示/違反報告)
えるさん(プロフ) - 最近BTSを知って好きになったエイターなのでパッチのオマージュが読めて本当に嬉しいです！ミロさんの作品どれも大好きです！ありがとうございます！ (2020年9月5日 23時) (レス) id: d80776b0b8 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミミネコさん» 主人公とメンバーが少しずつ心通わせてく過程を書くのが一番好きなのです(*^^*)上手くかけてるかは置いておいて（笑）もったいないほどのお言葉をありがとうございます！(*^_^*) (2020年1月30日 23時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
ミミネコ(プロフ) - 面白すぎて読む手が止まりません！登場人物同士の距離感や心の動きなど巧みに描かれていてもう作者様の才能に脱帽です！！ステキな作品をありがとうございます！これから二章楽しんで来ます (2020年1月26日 23時) (レス) id: edccac2928 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ?さん» わぁ！そうなんですね！(*´∀｀*)やはり、一度エイターだったら、ぱっちは避けられませんよね…！（笑）あの世界観に近づけるよう頑張ってお話書いていくので、また読んでいただけるとうれしいです！！ (2020年1月11日 14時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年12月1日 21時
