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TH「A…大変だったね。」
『いえ、私は…っ
それよりオッパが…』
テヒョン先輩を見た瞬間、また堰を切ったように泣き出した私を見て、彼は、自分も泣きそうな顔をしながら私を抱きしめてくれた。
テヒョン先輩は、在学は被ってないけれど、よくサークルに顔を出していたから私は彼のことはよく知っていて。
…何よりオッパととても仲が良かったから…。
私を抱きしめる彼の腕に力がこもる。
TH「ジミナ…なんでこんな…、」
『…私のせいなんです。
オッパは私を庇って、それで…』
TH「Aのせいじゃないよ。あいつがAのことを守るのは分かりきってることじゃん。
ジミナはいつも自分のことよりもAを大切にしてたから。」
『…そんなの、』
そんなの、私だってそうだ。
彼は、自分よりも大切だって思えるただ一人の人なのに。
時間を戻せるなら戻したい。
そんな、馬鹿なことを考える。
そうしたら私が彼の代わりになれるのに。
『…っ』
TH「？」
その時、テヒョン先輩の顔を見てあるひとつの考えが頭をよぎる。
『いや、でも…』
TH「A？どうしたの？」
いくら馬鹿な私でも、そんなことに望みをかけるなんて正気の沙汰じゃないことくらいわかる。
だけど今は、すがれるものがあるのなら、藁にだってしがみつきたい。
『テヒョン先輩…私の代わりに、オッパのそばに居てあげてくださいね。』
TH「え？ちょ、どこにいくの？」
出て行こうとした私の手をつかんだテヒョン先輩に、
なんと言えば良いかわからず黙っていると、掴んでいた私の手を両手で握り直し、先輩が私の名前を呼ぶ。
TH「大丈夫だよ。
…二人ならきっと大丈夫。」
『先輩…。』
TH「力、送っとくね。」
『…、
っはい！』
笑顔で頷いた私にいひひ、と笑う先輩にもう一度オッパのことをお願いして、急いで病室を出る。
テヒョン先輩は不思議な人。
彼が大丈夫だというなら、なんとか出来る気さえした。
�狄�じれば、奇跡だって起こるかもしれないでしょ？��
あの時の、�爐△凌有瓩慮斥佞世韻鰺蠅蠅法�
ただ今は、祈るような思いで…
急いであの場所へと向かった。
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ミロ(プロフ) - もゆさん» わぁ！ジミンペンの方にそう言っていただき今とてもホッとしております( ´ ▽ ` )ちょっとありえな設定でしたが、ジミンちゃんの包み込むような優しさが少しでも表現できてたら幸いです！(*^_^*)素敵なコメントをありがとうございます！ (2020年6月2日 21時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - ミロさん!!!!「もしも願いが叶うなら」に続き、大号泣しております、本当に場面描写が繊細でもうそっくりそのまま感情移入できちゃう文章、尊敬します…！私はジミンペンなんですが、こんなにも信じあえる関係に焦がれ、凄く幸せになれました！ありがとうございます！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
くるむ(プロフ) - ミロさん» ぶっ飛ばすどころか即読みます！ミロさんのワンピックもわかっちゃうかも知れないですね(..) (2019年11月26日 23時) (レス) id: d2a4ad9a4f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - くるむさん» くるむ様 わかります。皆のグレートマザーになりたいです（ ; ; ）近い将来日プの話書いてたらさすがにぶっ飛ばしてくださいね…（笑） (2019年11月26日 23時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - KIM MINさん» 大好きだなんて言っていただけてとても嬉しいです( ；∀；)ペンミお疲れ様でした(*^^*)実物の彼らにはとてもじゃないけど敵いませんが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです！(*^^*)ふふ、こんなに愛されて幸せすぎて溶けてしまいますね(´∀｀) (2019年11月26日 23時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年11月15日 21時
