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TH「わー、これがあの有名な洞窟か。」
「なに？この場所有名なの？」
目の前にある、奥が見えないほど大きな洞窟を見て、テヒョンがキラキラと目を輝かせる。
TH「うん。この洞窟に入った人は、【神隠し】にあうんだって。むかーしからそういう人が何人もいるってこの辺りじゃ有名らしいよ。」
「まって。怖いんだけど。
パワースポットじゃなかったの？」
TH「パワースポットというよりは心霊スポットだよね。」
立ち入り禁止と書かれた古臭い看板を見て、ゴクリと生唾を飲み込む。
洞窟の奥から吹いてくる生暖かい風にゾッと鳥肌が立った。
TH「うー。
なんか、俺も怖くなってきた。
もう、いこ。
ジミン？」
「あ、うん。」
一刻も早くここから立ち去りたいんだけど、何故だか吸い寄せられるような感覚に、足が動かない。
この奥になにがあるのか気になって仕方ない俺は、もしかしたらこのサークルの適正値が高いんじゃないか、なんて馬鹿なことを考えた。
YG「おー。おかえり。どうだった？」
TH「なんか怖かったです…。」
「ユンギさん、今まで一体どこに…？」
洞窟から少し離れた休憩所の椅子に座るユンギさんは、また寝てたのか目が半分閉じていた。
そういえば、洞窟に向かった一行の中に、ユンギさんの姿はなかった気がする。
YG「俺は何回も行ってるからいーんだよ。」
「なるほど。」
TH「あ！お土産物屋さん発見！
ちょっと見に行こー！」
休憩所の隣に隣接していた申し訳程度のお土産物屋さん。
正直こんなところで何を土産にするんだと疑わしかったけれど、中は意外と綺麗で売ってるものもそれなりにしっかりしてた。(失礼)
その中にある、羊だかアルパカだかよくわからないキーホルダーに目を奪われた。
なんか、これ好きそう…かも。
「それ、僕がデザインしたんだ！」
「…はい？」
突然隣から大声で話しかけられて肩をびくっと揺らす。
隣を見ると、やたらと顔の綺麗なお兄さんが、羊のキーホルダーを指差して俺ににこっと笑いかけていた。
「この土産物屋の1番のオススメだよ。」
「はぁ。」
「彼女さんにおひとついかが？」
「いや…
ていうか、このパワースポットとキーホルダー何の関係があるんですか？」
「ないよ。
でも、可愛いでしょ？」
ケロッと言い放つその人に、なんかAに似てるかも、なんて思った。
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ミロ(プロフ) - もゆさん» わぁ！ジミンペンの方にそう言っていただき今とてもホッとしております( ´ ▽ ` )ちょっとありえな設定でしたが、ジミンちゃんの包み込むような優しさが少しでも表現できてたら幸いです！(*^_^*)素敵なコメントをありがとうございます！ (2020年6月2日 21時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - ミロさん!!!!「もしも願いが叶うなら」に続き、大号泣しております、本当に場面描写が繊細でもうそっくりそのまま感情移入できちゃう文章、尊敬します…！私はジミンペンなんですが、こんなにも信じあえる関係に焦がれ、凄く幸せになれました！ありがとうございます！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
くるむ(プロフ) - ミロさん» ぶっ飛ばすどころか即読みます！ミロさんのワンピックもわかっちゃうかも知れないですね(..) (2019年11月26日 23時) (レス) id: d2a4ad9a4f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - くるむさん» くるむ様 わかります。皆のグレートマザーになりたいです（ ; ; ）近い将来日プの話書いてたらさすがにぶっ飛ばしてくださいね…（笑） (2019年11月26日 23時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - KIM MINさん» 大好きだなんて言っていただけてとても嬉しいです( ；∀；)ペンミお疲れ様でした(*^^*)実物の彼らにはとてもじゃないけど敵いませんが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです！(*^^*)ふふ、こんなに愛されて幸せすぎて溶けてしまいますね(´∀｀) (2019年11月26日 23時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年11月15日 21時
