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それでも、見知らぬ女の人を部屋に置いていくことに警戒しないのは、少なくともあの人が悪い人ではないということが分かるから。
知り合って少ししか時間がたってないのに、それも変な話なんだけど。
・
TH「あれ？ジミンなんかいいことあった？」
「そう見える？」
バイト先に着いて早々、俺の顔を見てそんなことを言うテヒョンに首を傾げる。
TH「うん。久しぶりのお餅顔。」
「え？嬉しくないんだけど。」
お餅顔ってなんだよ。
TH「お客さんが心配してたよ。最近ジミンが疲れてるように見えるって。」
「まじ？
…気づかなかった…。」
俺たちが働いてる店は、カジュアルバーで、それほど
かしこまった雰囲気ではないけれど、店内はムードをだすためにどちらかというと暗め。
それでもわかるくらいってことは、まぁまぁ顔に出てたのかな？
「実は、こないだの模試。全く手ごたえがなくて。
ちょっと詰めて勉強してたから。少しだけ疲れてたのかも。」
TH「勉強もいいけど、あんまり無理しないでよ。お前が倒れたりしたら俺泣いちゃうからね。」
しゅんとするテヒョンに、大げさだなと笑う。同時に、優しい友達を持ったことを嬉しくも思った。
ふと周りに目をやると、テヒョンの憂いを含んだ表情に、店内の女の子達がため息をついていた。
この店は健全な飲み屋だし、店員がホストのような甘い台詞を言うようなオプションもないのだけれど、それでも店員目当てでやってくるお客さんが後をたたない。
お目当ては、今俺の目の前にいる高校時代からの親友で超イケメンのテヒョンと…
「あぶね。ギリギリ間に合った？」
「あれ、珍しいですね、ヒョン。」
同じく高校の先輩で、その明るいキャラクターが人気のホソギヒョンの二人だ。
HS「なんかジミン今日ご機嫌だね？」
TH「やっぱりそう思うよね？」
「え、そんなに？」
何か変わったことがあったかといえば一つしか思い当たらないんだけど…
「「…絶対なんかあった。」」
「ないってば！俺、オーダー入る！」
ニヤニヤしだした2人から逃げるようにお客さんの元へと向かう。
良いこと？ご機嫌？
嘘でしょ？
ぱっと、Aの笑顔が頭に思い浮かんで、急に顔が熱くなった。
ああ、でも。
さっき知り合ったばかりの女の人の存在が、心の中のほとんどを埋め尽くしてるのは事実だったりする。
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ミロ(プロフ) - もゆさん» わぁ！ジミンペンの方にそう言っていただき今とてもホッとしております( ´ ▽ ` )ちょっとありえな設定でしたが、ジミンちゃんの包み込むような優しさが少しでも表現できてたら幸いです！(*^_^*)素敵なコメントをありがとうございます！ (2020年6月2日 21時) (
レス) id: 4091476ef1 (このIDを非表示/違反報告)
もゆ - ミロさん!!!!「もしも願いが叶うなら」に続き、大号泣しております、本当に場面描写が繊細でもうそっくりそのまま感情移入できちゃう文章、尊敬します…！私はジミンペンなんですが、こんなにも信じあえる関係に焦がれ、凄く幸せになれました！ありがとうございます！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: a156f1d191 (このIDを非表示/違反報告)
くるむ(プロフ) - ミロさん» ぶっ飛ばすどころか即読みます！ミロさんのワンピックもわかっちゃうかも知れないですね(..) (2019年11月26日 23時) (レス) id: d2a4ad9a4f (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - くるむさん» くるむ様 わかります。皆のグレートマザーになりたいです（ ; ; ）近い将来日プの話書いてたらさすがにぶっ飛ばしてくださいね…（笑） (2019年11月26日 23時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - KIM MINさん» 大好きだなんて言っていただけてとても嬉しいです( ；∀；)ペンミお疲れ様でした(*^^*)実物の彼らにはとてもじゃないけど敵いませんが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです！(*^^*)ふふ、こんなに愛されて幸せすぎて溶けてしまいますね(´∀｀) (2019年11月26日 23時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年11月15日 21時
