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『皆、遅いなー。』
テヒョンさんに言われた通り、車で待つこと数十分。
撮影が押してるのかな？なんて思っていると、
JN「…、いた…」
『…っ、ジン君！！』
バタンと開いたドアから現れたジン君に、ピシッと体が固まる。
JN「、ちょ、どこいくの！」
『無理です無理です！話して下さい！！』
ばちばちのキメキメで車内に乗り込んできた車ドア男は、とっさに反対側のドアから逃げようとした私の腕を掴んで、そのままぐっと自分の方へ引き寄せる。
JN「なんで逃げようとするの！？」
『いや、だって！
ジン君自分が今どんな顔してるかわかってる！？』
JN「わかってるよ！必死の形相でしょ！？」
『いや、イケメンすぎるんだよ！肝心な時にキャラブレないでください！！』
わけのわからん噛みつき方をした私に、キョトンとした顔をするジン君。
JN「…あのさ。」
『はい。』
JN「あんま避けないで。
俺、Aちゃんと話せないの辛いんだけど？」
『…っ、
別に、普通に話してるじゃないですか。』
JN「俺はそうは思わない。」
じっと私を見つめながら、いつもとは打って変わって落ち着いた様子で話すジン君に、心臓がぎゅうっと痛くなる。
『…ジン君は、あの女優さんと仲良くしてたらいいじゃないですか。』
JN「え？」
やっと絞り出したのは、ちょっとたりとも可愛げのないセリフ。
『別に、いいじゃないですか、私のことなん、』
JN「つまり、気になるの？」
『え？』
JN「あの記事のこと。」
ほんの少し、瞳をキラキラさせる彼に、自分でもわかるくらい怪訝な表情になる。
『ぜんっぜん、気にしてません！！』
JN「ふふ、」
『ちょっと！気にしてないですからね！？』
必死に否定してるというのに、私の言葉なんか聞かずにニコニコ笑うジン君。
JN「良かった。
Aちゃんが全く気にしてないのに、俺が必死になるのも変だなって思って言えなかったんだけど…
あの記事、全部デタラメだよ。」
『…は？』
どういうこと？
JN「あの記事を書いたのは、韓国でも有名なインチキライターなんだよ。」
『っな、
それならもっと早く…！』
JN「だって、取りつく島もなかったもん。」
『そ、それは…』
そうかもしれないけど。
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ソクペン(プロフ) - もっと早く、読みたかった、ミロ様どうか、マシヌンキム家の続きを書いていただけないでしょうか(TT)もちろん無理にはいいません！毎日の楽しみにしたいです… (2023年3月21日 21時) (
レス) @page50 id: 2732bc1be1 (このIDを非表示/違反報告)
餅 - キミが奏でる恋の唄、、、最高すぎました、、🥲💟大好きです、、ジミンちゃんがどうかもう一度２人に再会して幸せそうにしている姿が見たいと思っていたので続き書いてくれて本当に嬉しいです、、ミロさんのお話もう本当に大好き、、 (2021年10月21日 7時) (レス) @page25 id: 5cd730f4b6 (このIDを非表示/違反報告)
塩飴 - やばい...まずキム家の休憩室の若年寄で爆笑しました笑笑あと、恋の唄の、ジミンのこれからも俺の姫様って所...やばいです。泣きました。ミロさん愛してます (2020年8月14日 11時) (レス) id: 259c4f87ff (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - REIさん» コメントありがとうございます(*^^*)ユンギ！好きと言っていただけて嬉しいです！いいですねー。ユンギさんのことが好きな女の子から見た学校での彼の様子が知りたいですね！また番外編小説第2弾作ろうかしら？なんてウキウキしました！ありがとうございます！(*^^*) (2020年4月3日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
REI(プロフ) - ミロさんのお話どれもめっちゃ好きです！とくにマシンヌンキム家のユンギがかっこよすぎです！！だからマシンヌンキム家のユンギ相手のお話も読んでみたいな、なんて☆例えばユンギと同じクラスの女の子を主人公にするとか……！！めっちゃ読んでみたいです！！ (2020年3月30日 20時) (レス) id: f1f81de8e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年11月2日 22時
