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YG「縁談？
んなもん適当に断ればいいだろ？」
「んなこと言いますけどー、俺だっていろいろ考えてるんですよー。」
たまには外で飲もうかとやってきた城下町の酒場。
主人が気を利かして用意してくれた奥の個室ですっかり出来上がっているのは、ユンギヒョン、俺、それから…
HS「周りがうるさいよねー。もう好きにさせてほしいよ。」
NJ「俺なんか一生独身な予感しかしないんだけど。」
揃いも揃って未だに独身のこのお二人。
YG「で？結局受けることにしたのか？」
「一応…。」
HS「相手は？」
「知りません。隣国の貴族の娘みたいですけど。」
NJ「隣国？あー、テヒョン皇子の…」
試しに誰か適当な相手と会ってみようかと言うと、テヒョンが心当たりがあると言ってくれたので任せることにした。
テヒョンの人選なら信じられそうだし、隣国とつながりを持つことの意味は大きい。
YG「いいのか？」
「え？」
YG「ずっと待ってたんだろ？」
誰を？なんてことは聞かなくてもわかることで。
「待ちますよ、これからも。」
結婚したところでそれは変わらない。
HS「いいんじゃない？それでジミンが前に進めるなら。」
NJ「…ですね。一時期は目も当てられなかったよ。」
「…へ？」
YG「へ？じゃねえよ。あの姫がいなくなってすぐのお前、捨てられた子犬みたいだったけど？」
「嘘だ！！」
そんなずない。
落ち込む暇なんてないくらい仕事に打ち込んできたはずだし。
HS「ま、俺も寂しくてしょうがなかったけどね。
可愛いAを挨拶もなしに奪って行ったジョングクには一言言わないと気が済まないよ。」
NJ「あはは、俺も教えがいのある生徒がいなくなって残念です。」
姫様の思い出話に花を咲かせる皆。
ああ。
ここにいなくても、まるで春がきたみたいにその場を暖かくしてしまうあの人は、やっぱりすごい。
HS「ジミンはずっとあの子のそばにいたから、寂しくて当然だよ。」
NJ「忠誠心あってこそですね。」
「忠誠心…」
ずっと、自分の気持ちを隠してごまかして、忠誠心に置き換えて彼女の側にいた俺は、本当に胸を張れるのかな？
わからないけれど、
ただひたすらに、会いたいと思う。
YG「忠誠心なんて、要は相手がどれだけ大事かの話だろ。」
俺の気持ちを知ってか知らずか、ユンギヒョンのこぼした言葉に思わず泣きそうになった。
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ソクペン(プロフ) - もっと早く、読みたかった、ミロ様どうか、マシヌンキム家の続きを書いていただけないでしょうか(TT)もちろん無理にはいいません！毎日の楽しみにしたいです… (2023年3月21日 21時) (
レス) @page50 id: 2732bc1be1 (このIDを非表示/違反報告)
餅 - キミが奏でる恋の唄、、、最高すぎました、、🥲💟大好きです、、ジミンちゃんがどうかもう一度２人に再会して幸せそうにしている姿が見たいと思っていたので続き書いてくれて本当に嬉しいです、、ミロさんのお話もう本当に大好き、、 (2021年10月21日 7時) (レス) @page25 id: 5cd730f4b6 (このIDを非表示/違反報告)
塩飴 - やばい...まずキム家の休憩室の若年寄で爆笑しました笑笑あと、恋の唄の、ジミンのこれからも俺の姫様って所...やばいです。泣きました。ミロさん愛してます (2020年8月14日 11時) (レス) id: 259c4f87ff (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - REIさん» コメントありがとうございます(*^^*)ユンギ！好きと言っていただけて嬉しいです！いいですねー。ユンギさんのことが好きな女の子から見た学校での彼の様子が知りたいですね！また番外編小説第2弾作ろうかしら？なんてウキウキしました！ありがとうございます！(*^^*) (2020年4月3日 0時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
REI(プロフ) - ミロさんのお話どれもめっちゃ好きです！とくにマシンヌンキム家のユンギがかっこよすぎです！！だからマシンヌンキム家のユンギ相手のお話も読んでみたいな、なんて☆例えばユンギと同じクラスの女の子を主人公にするとか……！！めっちゃ読んでみたいです！！ (2020年3月30日 20時) (レス) id: f1f81de8e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年11月2日 22時
