19話 ページ19
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「テヒョンちゃん、すっかりA先生の助手が板についてきたわね〜」
『え？
助手？』
たくさんの洗濯物を抱え、部屋の中と外をいったりきたりするテヒョンをまるで母親のような顔で見つめるパクさん。
確かに、いつの間にかテヒョンにいろいろと手伝ってもらうようになってしまったなぁと思いながら、まさか罰が当たるなんてことはないよね？と少し心配になる。
「テヒョンちゃん、おいで。」
「！パクさん！」
すっかりパクさんに懐いたテヒョンは、呼ばれたことに気が付くと、嬉しそうに彼女の元へ走り寄ってくる。
「テヒョンちゃん、毎日しっかり働いて偉いから、おばちゃんがおまんじゅうあげよう。」
「おお…」
『よかったね、テヒョン。』
どこから取り出したのか、パクさんから大量の饅頭を受け取って、嬉しそうに笑うテヒョン。
「テヒョンちゃん、すごく華奢だから。もっと食べなきゃだめよ？」
「そうかな？」
「そうよ！食べ盛りでしょ！」
また始まったパクさんの愛あるお節介に、テヒョンには悪いけどなんだか嬉しくなって笑ってしまう。
私以外にも彼のことを気にかけている人がいるということを、わかってもらえればうれしいと思ったから。
「…きんにく…」
「ほら、やっぱりそんな細い腕して！！」
『…っ、テヒョン？』
「？」
『あ…。
ごめん、なんでもない。』
…気のせいだろうか。
今一瞬、腕まくりしてあらわになった彼の腕が、透けているように見えた気がした。
『ねぇテヒョン、
もう、キスはしなくていいの？』
「え？」
『あ…
いや…。』
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つきこ(プロフ) - テヒョンのソロアルバム聴きながら読みました😭せつないけど最高のお話でした✨ (11月12日 20時) (
レス) @page27 id: 449ba1617b (このIDを非表示/違反報告)
あいし(プロフ) - あかん。ほんまに泣ける😿 (2023年1月27日 15時) (レス) @page27 id: 6ccfb19ab8 (このIDを非表示/違反報告)
murasaki5027(プロフ) - 番外編、続編希望です！！ (2022年5月26日 18時) (レス) @page26 id: 1f714ed38e (このIDを非表示/違反報告)
わたし。(プロフ) - このテヒョン、妄想ですがドタイプです！！！！ (2021年4月22日 0時) (レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ジョングガ - ミロさんの物語ほんとにLOVEすぎて困る、どの作品見てもいいわぁってなるし最高！面白かったりする話でも最後は泣ける話だったりして毎回楽しませてもらってます。本当に小説化して欲しいくらい笑これからも頑張ってください (2020年11月8日 1時) (レス) id: c6fa5ac741 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年10月14日 20時
