弱いくせに ページ35
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『ジョングク、まだ寝ないの？
明日も朝早いんでしょ？』
JK「もうちょっと。」
お風呂から出ると、ジョングクがリビングのソファーに横たわっていた。
だけど、目はもう半分閉じかけていて、相当眠いだろうことがわかる。
『テヒョンのこと待ってるの？』
JK「んぅー…」
うめきながらコクコク頷くジョングクに、子どもかよと思って笑ってしまう。
『ジョングクは、本当にテヒョンのことが好きなんだね。』
尋ねると、もう一度コクリと頷く。
床に落ちていた布団をかけ直そうとジョングクに近づくと、ぱちっと開いた彼の瞳と目が合う。
JK「ねぇ。
Aってさ…」
『ん？』
ガタッ！！
ドタンッ！！！
JK「うわ、」
『何！？』
玄関の方から聞こえた激しい音に駆けつけると…
JK「ヒョン！？どうしたの！？」
『え…
テヒョン！？』
今帰ってきたらしいテヒョンが、廊下にうつ伏せに倒れ込んでいた。
JK「ちょ、大丈夫！？
って、酒くさっ、」
TH「あ〜、ジョングギっ。」
JK「もー。
何してるの？
ほら、ヒョン。俺につかま、」
『この、
馬鹿！！！！！』
JK「…A？」
いきなり大声を出した私に、ジョングクが驚いた顔を向けるのを無視して、テヒョンの腕を取り、そのままよっこいせと肩に背負う。
TH「らんぼー。」
『うるさい。
てかほんとに酒くさっ！
弱いくせにどんだけ飲んだの！
ジョングク、私はテヒョンを運ぶから、水持ってきてくれる？』
JK「わかった。」
TH「ゆかが、くるくるしてるっ」
『そうだね、不思議だね。』
すっかり出来上がってて上機嫌のテヒョンに適当に相槌を打ちながら、彼の部屋に入って、そのままベッドに放り投げる。
TH「…いたい。」
『酔っ払いにはこのくらいがちょうどいいの。』
じいっと据わった目で私を見るテヒョンにため息をつき、無理矢理布団を被せようとすると、いやいやと暴れて布団を足で蹴飛ばしてしまう。
『なにっ！？』
TH「おれは、まだねませんっ！」
『はぁ？
もう、勝手にしなよ。』
こりゃダメだと、暴君と化したテヒョンを置いて部屋を出ようとすると、
『きゃっ！』
後ろから腕を引っ張られ、ベッドに倒れ込んでしまった。
『…なに？』
TH「いっちゃだめ。」
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しから - 泣きました、ありがとうございます！まだ読んでいる途中ですが、大好きな作品です！コメント、読んで頂けると嬉しいです‥！ (2021年11月12日 21時) (
レス) @page32 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あ。さん» あ。様 初コメとっても嬉しいです！(*^^*)このお話はちょっと悲しいですよね（ ; ; ）続きも切なくなりそうですが、うまく書けるように頑張りますね(*^_^*)応援ありがとうございます！！気合い入りましたっ！！2章もどうぞよろしくお願いします！ (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - eriさん» eri様 コメントいただきありがとうございます！とても嬉しいです(*^^*)他のお話も読んでくださったのですね。このお話は少しタイプが違うので不安でしたが、そう言っていただけてとても安心しましたっ！少しでも楽しんでいただけるよう、続きも頑張りますね！(о´∀`о) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» 泣かせてしまってすみません…！！私も書きながら垂れ流してます！！(T ^ T)続きも頑張りますね！また覗いていただけると嬉しいです！！(^ ^) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» さっちゃん様 もう私さっちゃん様を待ってしまっている（笑）嬉しすぎるお言葉をありがとうございます！！そうなんです、すごく迷ってて（ ; ; ）どっちでも悲しいしあーもーどうしようかと！！迷う気持ちを持ちながら、2章ぶつかってくんで、どうぞ宜しくお願いします (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年9月12日 22時
