ありえない再会 ページ9
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いや、まじ?
扉を開けて現れた人物に、
驚きのあまりこれでもかと口を開ける。
『…、テヒョン!?』
TH「っ、なんで…?」
JK「え?知り合い?」
嘘でしょ。
ちょっと待って、信じたくないけど、まさか…
『ねぇ、ジョングク。
もしかしてもう1人の住人って…』
JK「あ、うん。
ここにいるテヒョンイヒョンだよ。」
『…っ!!!』
あまりのことに、思わず頭を抱える。
そんな、馬鹿な!!!
こんな偶然ある!?!?
JK「ねえ。2人、知り合いだったの?」
いまだ口を開けたまま固まるテヒョンと、白目を剥く私を交互に見るジョングク。
『あー、えっと、私達は、』
TH「大学が一緒だよ。
まぁでも、ほとんど話したことないけど。」
はぁん?
JK「そうなんだ。」
TH「うん、顔見知り程度。」
待って?待って?
なーにを、言っとるんだこいつは。
JK「?A?どうした?」
『ううん、なんでもない。』
TH「…なんか、顔色悪いね。
ジョングク、部屋には案内した?」
JK「いや、まだ。」
TH「じゃ、俺が案内する。
行こっか。」
『…結構です。』
TH「あ、ちょっと!」
『っ、なに!?付いてこないで!』
TH「待ってって!」
追いかけてくるテヒョンを無視して、ドンドン階段を登っていく。
『わ!』
だけど、結局テヒョンに捕まってしまい、通り過ぎようとした部屋の中に押し込まれ、彼も一緒に中に入ってきた。
TH「Aの部屋はここ。」
『…そう。
案内ありがとう。どうぞ、お引き取りください。』
TH「…怒ってるの?」
『これが怒らずにいられるかってんですよ。』
確かにもう、私達は付き合ってないわけだけど、まさか他人扱いされるなんて。
いや、でも。
そっか、もう、他人なんだね。
『いや、ごめん。
も、いいや。
別に怒ってない。』
TH「ごめん。
付き合ってたこと、ジョングクには内緒にしといて欲しいんだ。」
『…はぁ?
はは、おっけー。はーい。』
なんなんだほんとに。
もう、どーでもいいわ。
TH「…なんで、Aがここにいるの?」
『なんでって…。
ジョングクにここに住んでいいって言われたから。』
TH「ジョングクが?」
心底驚いた顔をするテヒョンに首をかしげる。
TH「あいつめちゃくちゃ人見知りの癖に。」
『…え?』
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しから - 泣きました、ありがとうございます!まだ読んでいる途中ですが、大好きな作品です!コメント、読んで頂けると嬉しいです‥! (2021年11月12日 21時) (レス) @page32 id: b67168fa9e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - あ。さん» あ。様 初コメとっても嬉しいです!(*^^*)このお話はちょっと悲しいですよね( ; ; )続きも切なくなりそうですが、うまく書けるように頑張りますね(*^_^*)応援ありがとうございます!!気合い入りましたっ!!2章もどうぞよろしくお願いします! (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - eriさん» eri様 コメントいただきありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)他のお話も読んでくださったのですね。このお話は少しタイプが違うので不安でしたが、そう言っていただけてとても安心しましたっ!少しでも楽しんでいただけるよう、続きも頑張りますね!(о´∀`о) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ミホさん» 泣かせてしまってすみません…!!私も書きながら垂れ流してます!!(T ^ T)続きも頑張りますね!また覗いていただけると嬉しいです!!(^ ^) (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - さっちゃんさん» さっちゃん様 もう私さっちゃん様を待ってしまっている(笑)嬉しすぎるお言葉をありがとうございます!!そうなんです、すごく迷ってて( ; ; )どっちでも悲しいしあーもーどうしようかと!!迷う気持ちを持ちながら、2章ぶつかってくんで、どうぞ宜しくお願いします (2019年9月29日 19時) (レス) id: 1aa4b97c0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年9月12日 22時