愛情弁当めしあがれ ページ27
JN「あ！いた！！」
『あれ？先輩！？
っと、ユンギ君ホソク君ナムジュン君！？
なんだ、皆で来てたの？』
TH「あー！なんでヒョンたちいるのー！？」
「「「…。」」」
気まずそうに顔をそらす3人を見て、
今日一日かなり振り回されたであろうことを察する。
お疲れ様ですと、心の中で手を合わせた。
JN「会社の入り口で見つけたんだよ。
お前たち一体どうしたの？」
TH「じんひょーーん！！
テテのおべんとをたべなさい！」
JN「え？なに？お弁当？」
私と同じように混乱する先輩に、なんだかもう笑えてきてしまう。
馬鹿だなー私。
今だってこんなに幸せなのに。
さっきまでのうじうじした自分をぶっ飛ばしたくなった。
『うわぁあ！！美味しそうなおにぎり…どーん！』
皆で空いていた会議室に入り、
ウキウキしながらお弁当箱を開くと、中に入っていたのはどでかい握り飯、1個。
YG「は！？
なんで1個！？
ジョングク…」
JK「ヌナ、それぐぅのおむしゅびなの！！」
頭を抱えるユンギ君とは対照的に、
私の膝に座っているジョングク君は、興奮気味に足をばたつかせて嬉しそうに私を見上げる。
JM「あ！グガ！
ぼくがつくったおにぎりどこやったの！？」
JK「たべた」
JM「…え？」
がっくりと肩を落とすジミン君に、涙が出る。
君の骨は私が拾うからな…！！
TH「ヒョン、おいし？」
JN「うん！美味しい！これ全部お前たちだけでつくったの？
ちょっとヒョン泣いちゃいそうなんだけど…」
TH「うん。テテがぜんぶつくった。」
HS「おい、嘘つくな。」
TH「ほとんど、テテがつくった。」
NJ「うん、そうだな。テヒョンがほとんど作ったもんな。」
基本的に弟達にゲロ甘なナムジュン君が頷くと、
調子に乗ったテヒョン君は、ぐいっと身を乗り出して先輩の口元についていた米を指ですくい取ると、
TH「ヒョン、テテのことおよめさんにしたくなった？」
そのままパクっと自分の口に入れた。
『んなっ！？！？』
嫉妬とか通り越してもはや勉強になるわ！！
なに今の！！どこの団地妻だよ！！
一気に気力を吸い上げられ、机に突っ伏していると、
トントンと肩を叩かれて顔を上げる。
JK「…」
もじもじとするジョングク君の様子に、
大事なことを言い忘れてたことを思い出す。
『おむすび、さいっこーにおいしいでぇえす！』
JK「！」
それは私が聞きたい話だって。言うな。（言って）→←疲れた時には天使だね
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えみ♪♪(プロフ) - ミロさんの作品は全部何度も読み返してます。とても大好きです！！ (2021年8月25日 22時) (
レス) id: 004a0e4a1a (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 新しいキャラクター、待ってました！！ どうやら今の展開で行くと、ソクジンさんとライバルになりそうですね! 楽しみです☆ 私も大好きです!! (2020年5月17日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
さいとー。 - なんなんですか！？この最高の話は！！！ジミンちゃんの骨拾うとかちょいちょい出てくる言葉にセンスしか感じません！笑 (2020年4月27日 18時) (レス) id: 577906deae (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - まかろん1106さん» わ！わ！わ！えーん！！嬉しすぎてどうしましょうかっっ！！本当にこんなふうにいただける暖かいお言葉に支えられて毎日楽しくお話書かせていただいてます(T-T)こちらこそありがとうございます！(＞人＜;)これからも何卒よろしくお願いします…！！ (2020年1月5日 11時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん1106(プロフ) - ミロさん！突然ですが私、ミロさんが書くお話…ほんっっとに好きでして、もう、毎日ミロさんの色んなお話読ませてもらってるんですが、もう依存するくらい素敵な作品ばっかりで感動してます！笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: 874c25485a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年5月8日 19時
