ヲタクに恋して (ページ44)

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そんな風に思ってたなんて！！

JN「あと、テヒョナのことだけど、悪く思わないであげて欲しいんだ。あいつもいろいろあるからさ。」

「あ、少しだけ聞きました。グクさんに。」

JN「え！ジョングガから！？あいついつの間にそんなに…。や、それはいいとして、そっか。それなら話しが早いよ。」

「はい。テヒョンさんの気持ち、わかりますよ。なんであんなに最初わたしを嫌がったかも。いま疑う気持ちも。あと、許せないです。」

JN「え？」

「犯人ですよ！！わたし、ほんとに許せないです。やられっぱなしでたまるか！！」

急にふつふつと怒りが湧いてきて、握りこぶしを作るわたしに若干ジンくんが引いていたけど構わない。

許せない！
どこのどいつだよ！！

彼らのことが好きで追ってる人なら、彼らの嫌がることは絶対にやってはいけないのに。

なんでそんなことがわかんないんだろう！！

JN「やっぱりAちゃんて面白いね。怖がるよりも怒りが一番にくるんだ！」

「めちゃくちゃ怒れてきました。」

JN「頼もしいよ！！なんか大変なことになったけど、一緒に頑張ろうね！」

「はい！！」

うーん、わたしのことを面白いなんて言うけど、ジンくんもだいぶポジティブじゃないか？

一緒に頑張ろうね！って絶対言葉のチョイスこの状況にあってない。

どんな時も明るく考える感じ、すごく好きだけど。
なんて思いながら去っていくジンくんの車を見送った。

私は私のできるやり方で彼らを守ろう。

宿舎でくらいは安心して過ごせるように、私がグレイトマザーになろう。

なんだか熱い思いに浸り、固く決意した夜だった。