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封筒の中から出てきたのは、おびただしい数の写真、写真、写真＿＿…
しかも、この宿舎を出入りする彼らの様子だとか、
さらに、
「うそ…」
宿舎の中まで撮られている。
TH「どうしよう、また…。また俺のせいで！！」
JM「テヒョナ、、落ち着いて。とりあえず兄さん達が帰るまで待とう。」
TH「うん。」
そのままジミンさんは、テヒョンさんを連れて部屋へ入っていった。
JK「まあ、たまにあることです。」
驚いて動けない私に、とりあえず荷物を中へ持って行こうと促すジョングクさん。
「え！？でも、テヒョンさんの様子が…」
JK「テヒョニヒョンは…俺の口からいっていいことかわからないけど、昔しつこいサセンに精神的にだいぶ追い詰められたことがあって。」
サセンって、日本でいうストーカー？みたいな人のことだよね？
JK「今の宿舎に引っ越したのも、それが原因なんです。」
「…そ、そうなんですね。」
JK「結局、その時のサセンは身元が割れて、すぐおとなしくなったんですけど、それからテヒョニヒョンはちょっと人間不信気味なんです。」
ユイ姉ちゃんの言ってたのは、このことだったんだ。
テヒョンさんが変わった原因…。
きっと２０歳そこそこの頃で、さぞかし怖かったろう…。
彼の気持ちになると心が痛い。
JK「とりあえず、Aも今日は家を出ないで、ヒョン達が来るまで、ここにいてください。」
「わかりました。」
RM「なるほど。これはちょっと…ひどいな。」
さっきの写真を見て、ナムジュンさんが頭を抱える。
JH「うげ！中の写真まであるじゃん！」
彼らが全員帰ってきてすぐに、ジミンさんが封筒のことを話し、夕飯を食べ終わってから、全員でリビングで話し合いをすることになった。
YG「Aはなんか心当たりあるか？最近家にいて変わったことがあったとか。」
「ない…です。施錠はいつもしてますし、人が入ってきたら気づくと思います。」
TH「ねぇ。」
テヒョンさんが、恐ろしく無表情のままこちらを向く。
TH「Aじゃないよね？これ撮ったの。」
JM「！テヒョナ、なに言って…」
TH「だって普通に考えてこんなん撮れるのAしかいないだろ！？」
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作者名：ミロ
| 作成日時：2018年6月27日 23時
