ヲタクに恋して (ページ31)

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「ここから部屋まで運んでくれたのってジンくんですか？」

JN「うん。びっくりしたよー。ジミンと2人で寝ちゃってたからさ。」

「ほんとすみません、、重かったですよね。ジンさん腕の骨は無事ですか？」

だってジンくんの腕ってものすごく細い。

JN「ちょっとーー！ジミンだって運べたんだから！Aちゃんなんて、全然軽かったってば！」

プンスカ怒るジンくん。

最初に比べてコロコロよく変わる表情が楽しい。

JN「…ジミンとは仲良くなれた？」

「はい、少し」

なんとなく恥ずかしくて、小声で答えると、優しく笑ってくれた。
うーん、こうゆうところはやっぱり長男かな？

TRRRRRRR

「あ、ごめん、ちょっと電話出てきます！」

JN「はーい。」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

YI「こんにちはーーーー！」

「ユイ姉ちゃ」

TH「ユイーーーー！！！おかえりーー！！」

JK「ユイさん！！身体は大丈夫です？」

JH「ユイ姉さん会いたかったよ！！！」

押しのけられ、潰され、壁となった私。
でもいい、ユイ姉ちゃんがきた！！！

さっきの電話はユイ姉ちゃんからで、
韓国に着いたという急すぎる連絡だった。

すぐに彼らに伝えると、ほんとに皆喜んでいて、
今ユイ姉ちゃんを囲む彼らの様子を見ても、彼女のことをとてもよく慕っていることがわかる。

綺麗で優しくてしっかり者で、
私にとっても自慢のいとこだ。

YI「A！！」

「ユイ姉！！！」

久しぶりでもないのに、その姿に安心して思わず抱きつく。
もちろん、赤ちゃんをびっくりさせないよう、気をつけながら。

TH「おい！A！ずるい！俺も！」

「うるさい。女同士の特権なんです～。」

手を広げ待ってるテヒョンさんを尻目にちょっとだけ優越感。

ユイ姉ちゃんは私のものなのだ～。

と、後頭部から殺気。

予想はしてたけど、可愛いベビーフェイスを思っ切り歪めてこちらを睨んでいるのはジョングクさん。

一言も発さない割に圧力がものすごい。